投資信託保有者が意識を変えた理由とは?金融庁『資産運用業高度化プログレスレポート2021』を読み解く。を400字で。

投資信託保有者が意識を変えた理由とは?金融庁『資産運用業高度化プログレスレポート2021』を読み解く。を400字で。 投資信託の現状を考える
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は金融庁の『資産運用業高度化プログレスレポート2021』について。


レポート内で日経平均と投信解約額の関係を表したグラフが印象に残ったので紹介します。
みんな利益確定大好きなんだな、と思ったら最近どうやらそうでもなくなってきたようで。

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人の行動を変えるのは、意識よりも仕組みなのかも

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

レポートP42に公募投信解約額と日経平均推移のグラフが掲載されている。

公募投信解約額と日経平均株価の関係
公募投信解約額と日経平均株価の関係。今までは株価回復に伴って利益確定の解約が相次いだけど直近の上昇相場ではセオリー通りにいかなかった。どうして?の図(画像は金融庁『資産運用業高度化プログレスレポート2021』P42より)

2015年ぐらいまでは日経平均が上がると利益確定の解約が増える傾向にあった。
たしかに国内株式が右肩上がりとは言い難く感じる相場だったのでそこをどうこう言うつもりはない。

ところがその後2017年からは傾向が一変
レポートではその理由を明確には述べていないがこのグラフの直下につみたてNISA買付額の推移が添えられている。

つみたてNISA買付額の推移
つみたてNISA買付額の推移。この制度が保有者につみたてマインドを芽生えさせたのか?の図(画像は金融庁『資産運用業高度化プログレスレポート2021』P42より)

暗に両者の関係性を示唆しているように思えて仕方ない。
傾向が一変した時期にはつみたてNISAの開始やiDeCoの普及など、つみたて投資を促進する仕組みが生まれている。

両制度により保有者の意識が変容し、長期のつみたて投資を目指すようになったのだろうか。
であれば投資の継続に必要なのは気合や忍耐のような精神論でなく、型に投資を当て込む仕組み論なのかも知れない。

愚者小路
愚者小路

投資が続かなくて悩んでるなら、まずは仕組みを作るとこから!

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


投資を続けるのって大変なこと?
私はそうは思わないのですが、大変だと思っている人ほど「うまくやらなくちゃの呪い」にかかってしまっているように思えます。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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