
今日の400字は円安の是非論について。
2022/05~06にかけて円安は日本にとってデメリットだとする悪玉説と、日本にとってメリットだとする善玉説がメディアで飛び交っていました。
メディアの性質上、注目を集めたいがために尖った主張になりがちなのである程度割り引いて受け止めないといけません。
とは言え、あんまり真逆の主張が飛び交って私も混乱させられたのは確か。
円安の正体は「混沌」そのものなのだろう
善玉説/悪玉説の発生順としては最初に「悪い円安」発言に沿う形で悪玉説が生まれ、それらに反論する形で善玉説が生まれたように見える。
いくつかの記事は話が高尚すぎて理解がまるで追いつかないものもあった事を白状しておこう。
ただ両論を読んだ感じ、結局見る角度の相違に過ぎないと結論付けた。
ここで小林賢太郎氏の演劇「振り子とチーズケーキ」から分かりやすい逸話を紹介しよう。
ある人はそれを見て「正方形だ」と言った。
ある人はそれを見て「長方形だ」と言い、
また別のある人はそれを見て「三角形だ」と言った。3人が見ていたのは一切れのチーズケーキだった。
出典:小林賢太郎演劇作品『振り子とチーズケーキ』(動画は下記)
後ろから見るか
横から見るか
上から見るか
によって全く違って見えていたんだ。

チーズケーキの形が正方形なのか長方形なのか三角形なのかの議論はまるで無意味だと分かる。
円安論も似たようなもので、悪玉に見える立場の人と善玉に見える立場の人がいるだけなのだろう。
円安の正体はきっと善悪入り混じった混沌なのだと理解し、私は必要以上に考えるのをやめた。
相場と一緒で、この先円安がプラスマイナスどちらに作用するのかが不確実性の霧の中だとしたら今の時点で考えるのは脳の無駄遣いだ。
思考停止と揶揄されるかも知れないが、特に気にならない。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
play to earn(遊びで稼ぐ)という言葉がだいぶ一般的に認識されるようになってきました。
ゲーム好きの私としても新しい流れが生まれワクワクするところ・・・ではないです。
ゲームがお金になる事のヤバさ、私は10年以上前に見た覚えがあるのですよ。

ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
応援していただくとより多くの方にご覧いただけるし、投稿モチベーションも上がります。
↑いつもランキング向上にご協力ありがとうございます!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
・・・なんて機能はないけれど、本件と関連が深い記事です。
もう1ページ、いかがですか?
コメント