愚者小路
今日の400字は信託報酬とリターンの間に相関性があるのか調査した結果です。
信託報酬が高いファンドは複雑で丁寧な運用をしている分、高いリターンが期待できるかと言うと実は全然そんなことないのです。
全てを丸裸にする調査結果はこの後すぐ。
信託報酬が高いファンドはそれだけ高いリターンが期待できると思いきや
図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。
今回の集計対象は下記の通り。
検索結果一覧のコストと3年リターン(年率)を基に信託報酬別リターンを集計/算出した。
結果が下図。
皮肉にも信託報酬最安のインデックスファンド層のリターンが最も高くなっている。
対照的に信託報酬2.0%以上の層をフォローする言葉は私には思いつかなかった。
信託報酬 | ファンド数 | 平均リターン(年率) |
---|---|---|
0.5%未満 | 80本 | 4.85% |
0.5%以上1.0%未満 | 128本 | 4.22% |
1.0%以上1.5%未満 | 70本 | 2.33% |
1.5%以上2.0%未満 | 341本 | 3.91% |
2.0%以上 | 63本 | 1.32% |
信託報酬が嵩むのは運用が複雑で手間や人手が必要だからかも知れない。
ただ無責任に色んな会社や人がぶら下がった結果かも知れない。
信託報酬が高いファンドはそのコストがリターンにどれだけ寄与したかを説明してほしいところだが、そういった説明をしている事例を私は見たことがない。
もしあなたが高コスト運用に何か特別感やセレブ感を抱いていたなら、きちんと「コストとリターンの現実」に向き合ってほしいと願う。
向き合ったうえで、これからどうすべきかを模索しよう。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路
愚者小路です。
資産運用に限らず、お金に関することを情報収集しているとついつい「あれもこれも」と利用サービスばかりが増えていくものです。
このご時世、あれこれ手を広げることよりも、その管理に手間がかかりすぎないようシンプル化することこそ難しいのではないでしょうか。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
次回のタイトル/内容は予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
YouTube「愚者小路の投信クエスト」も配信中。
こちらランキング参加中です。
応援していただくとより多くの方にご覧いただけるし、投稿モチベーションも上がります。
応援していただくとより多くの方にご覧いただけるし、投稿モチベーションも上がります。
↑いつもランキング向上にご協力ありがとうございます!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
・・・なんて機能はないけれど、本件と関連が深い記事です。
もう1ページ、いかがですか?
コメント