今日は急速に普及してきたインデックス運用と押されつつあるアクティブ運用について。
これだけ普及してくると、きちんと納得ずくでインデックス運用を選んでいる人だけではなくなってきます。
おそらく相当量の「何となく、いいって言われてるからインデックス」みたいな人がいるでしょう。
「何となくインデックス」な人が今後もインデックス運用を選び続けるとは限らない、というお話。
資産運用と自己顕示を切り離せない人にインデックス運用は馴染まない
カン氏は上の記事でインデックス運用の隆盛に危惧を覚える一方、それでもアクティブ運用が廃れてしまう事はないだろうと見解を示している。
わたしの個人的意見で申し上げれば、
人間のストレートな欲望、つまりは「他者を出し抜いて利益を上げたい」という欲は、そう簡単に廃れるものではないと思います。
特に株式市場が長めの「低迷期」に入れば、
出典:投資信託クリニックブログ「果たしてインデックスファンドが巨象になって市場を歪めることになるのか?」
アクティブ投資のシェアは盛り返してくると考えます。
(インデックスファンドが多数派になるのは、言うほど簡単ではないのです・・)
合理的かつ省エネな方法で資産形成を成し遂げたいのなら、インデックス運用が最適解になると私は考える。
しかし市場参加者はそういうタイプばかりではない。
カン氏の言葉を借りれば「他者を出し抜いて利益を上げたい」人も決して少なくない。
良い悪いの問題ではなく、自己顕示を原動力とするタイプの市場参加者である。
最初は誰しも「投資で未来を変えてやる!」とやる気に満ち溢れて投資のドアを開く。
初期状態では資産運用と自己顕示はゆるく結合している。
しかしその後に、性格傾向によってその着地点が変わってくるのではないだろうか。
図のように資産運用と自己顕示が完全融合した場合はアクティブ運用へ。
自己顕示を切り離した場合はインデックス運用へ。
さぁ、あなたの資産運用と自己顕示の結合強度はどれぐらい?
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
ネットのおかげで投資情報を得るには事欠かない世の中。
ところが情報過多で何が正しいのか分からない!なんて事も珍しくありません。
目の前の情報の真偽を考えるうえで極めて汎用性の高い魔法の質問があるのです。
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