今日の400字はマネックス証券のセミナーでカンさんが解説したインデックス投資の定義について。
相場の暴騰暴落や不安定な状況では、それまで愚直につみたて投資していた人も「今売っておいた方がいいのかな?」と心が揺れる事もあるかと思います。
もちろん売買はその人の自由ですけど、それインデックス投資じゃなくアクティブ投資になっていると気付いているのかな?
インデックスファンドでアクティブ投資、していませんか?
インデックス投資とはグローバルに分散された低コストのインデックスファンドで、長期つみたてを実践していく行為。
きちっと定義してみました。~愚者小路補足~
【道具】インデックスファンド
【方法】長期・つみたて投資
~愚者小路補足ここまで~ここでは道具(インデックスファンド)とそれから長期保有・つみたて投資という方法論をきちっと分けてみました。
出典:マネックス証券「50歳から始める!インデックス投資入門~積立投資を楽しく学ぶ!インデックス投資セミナー~」
どういう事かというと、インデックスファンドを持っていても短期で取引しちゃうとこれはインデックス投資ではないですし、いくらコツコツつみたてをしていても手数料が高いアクティブファンドでのつみたてではインデックス投資とは呼びません。
カン氏はインデックス投資の定義を明確にしたうえで、短期取引はインデックス投資ではないと見解を示した。
私も全くもって同感だ。
たとえばファンドでなくとも日経平均先物でドキドキ短期売買に興じる人はインデックス投資家と呼べるだろうか。
多くの場合彼らは投機の対象がたまたま日経平均なだけで、別にインデックスであるべき理由もない。
インデックスファンドを保有しても価格変動に煽られてすぐ売買してしまう人も、実は彼らとそれほど変わりないのだ。
断言しよう。
インデックス投資とは市場平均を持ち続けて初めて成立する方法なのだ。
インデックスファンド流行りの昨今「なんとなくインデックス」な人も少なくない。
そういう人が自身の裁量で売買してしまうのは客観的に見ればインデックスファンドでアクティブ投資をしている状況に他ならない。
自身の売買スキルを発揮したければもっと適切な道具はある。
道具と用途のアンマッチは避けたいものである。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
大国でありながらメキメキ育ち続けるアメリカ。
なりふり構わぬ猛烈な成長を見せる新興国。
(思えば中国っていつまで新興国のカテゴリなんだろう)
そんな中、肩身が狭くなっていく日本。
今年も世界経済インデックスファンドの目論見書更新の季節がやってきました。
GDP比率がどうなったか、一緒に見てみませんか?
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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