
今日の400字は三井住友DSアセットマネジメントの「米国株式これ1本」について。
以前珍奇な愛称を持つファンドを紹介した事があるのですが、まさか本体の名称が珍奇なパターンがあったとは。
インデックスファンドを最大3種類組み合わせてS&P500を上回る成績を目指すアヴァンギャルドなファンドです。
でもこのファンドってインデックス?アクティブ?
私にとってなかなか興味深い事例ではあるので、2回に分けて色々考えてみます。
インデックスファンドでアクティブ投資を行う事例もあるんだね
「米国株式これ1本」はS&P500、ダウ、NASDAQを組み合わせS&P500を超えるパフォーマンスを目指すファンドだ。
S&P500をベースとして1/3前後保有し残り2/3に3指数を適宜当て込む形となる。

結論から言うと当ファンドはアクティブ。
S&P500を超えるという点もだし、マザーファンドの名前がそもそも「米国株式3指数アクティブマザーファンド」だ。

ちなみにウエルスアドバイザーでも「先進国株式・アクティブ」のカテゴリだった。
たとえ扱う素材がインデックスでも、それをマネージャーの裁量で配分比率を動的に変えていくとそれはアクティブ投資となる。
マメに配分比率を変える事はマメに売買しているのとほぼイコールだ。
ここまで言ってギクリとした人はいるだろうか。
個人でもインデックスファンドをマメに売買してればアクティブ投資だ。
大半がインデックスに対し長期的には劣後してしまうでおなじみの、アクティブ投資だ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
「米国株式これ1本」の構成とアクティブファンドである事は今回で解説しました。
今回の内容を踏まえ、投資家には受け入れられそうでしょうか。
次回はそこに踏み込んでいきましょう。

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