『米国株式これ1本』は投資家に受け入れられるか?を400字で。

『米国株式これ1本』は投資家に受け入れられるか?を400字で。 アクティブ投資
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は三井住友DSアセットマネジメントの「米国株式これ1本」について。


前回でファンド自体の仕様は説明出来たので今回は投資家的にニーズがあるのかを掘り下げます。
このファンド、中庸と見るか中途半端と見るか・・・

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「誰得パターン」に陥ったらニーズは望めない

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

知恵袋で質問を観察していると、S&P500とNASDAQを併せ持つ人は案外多い。
是非はさておき併せ持つ事でS&P500を上回る成績を出せると考えているのだろう。

ではその人達に「米国株式これ1本」を勧めたら受け入れてもらえるだろうか。
あまり受け入れられないだろうと私は予想する。
彼らは自分の裁量で一工夫して運用成績を向上させたいのだ。
くだけて言うと、何かしらオレ色を出したいといったところか。

かくして自分で一工夫したい派からは敬遠されてしまう。
例外としてカリスマ性のあるマネージャーが采配を振るうならその限りでもないが、本件はそれには当たらないようだ。

ここまで考えたところでふとイソップ寓話の「鳥と獣とコウモリ」を思い出した。

「鳥と獣とコウモリ」(たぶん一度は聞いた事あるはず)

あらすじ

昔、地上の動物達は皆仲良しだったが、ある時から獣と鳥に分かれ、どちらが強いかで戦いになった。
身体が小さい鳥はいつも劣勢で、その様子を見ていたずる賢い一羽のコウモリは、獣が有利になると獣たちの前に姿を現し、「私は全身に毛が生えているから、獣の仲間です」と言った。
そして、鳥が有利になると鳥たちの前に姿を現し、「私は羽があるから、鳥の仲間です」と言った。

その後、鳥と獣が和解し戦争が終結する日がやってくる。
しかし幾度もの背信行為を重ね、双方にいい顔をしたコウモリは、「お前のような卑怯者は二度と出てくるな」と皆に嫌われ仲間はずれにされてしまう

居場所のなくなったコウモリは、やがて暗い洞窟の中へ身を潜め、皆が寝静まった夜だけ飛ぶようになった。

出典:Wikipedia「鳥と獣とコウモリ」

インデックス投資家からは「アクティブファンドだろう」と疎んじられ
アクティブ投資家からは「インデックスファンドだろう」と疎んじられ
そんな「誰得パターン」にならなければ良いのだが。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


知恵袋にて厄介な同僚を持った方からの質問に震えました。
投資で儲かって儲かって仕方ないからもう仕事辞めちゃおう、アナタも辞めて投資すれば?と宣っているそうです。
あーこれ十数年前の第2次株ブームでけっこう見た光景だぁ・・・

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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