今日の400字はニッセイ世界株式ファンド(GDPバスケット)について。
2020年6月29日よりGDP比率に基づいて国内/先進国/新興国株式を組み込むファンドとして運用開始となりました。
私の知る限り、GDP比率で株式100%というファンドはこれが初めて。
結論から言えば世界経済インデックスファンドとは食い合うものではないと思いますが、カスタム性はニッセイに軍配が上がるかも知れないなぁ。
言うなれば世界経済インデックスファンド(株式超シフト型)といった感じ
今まで国内/先進国/新興国をGDP比率に基づいて配分する運用は世界経済IFの独壇場だった。
世界経済IFは株式割合の異なる3ファンド体制で幅広いニーズを取り込んできた。
ニッセイGDPはこの3ファンド体制で取りこぼしたニーズを拾うべく投入された第4の選択肢と言える。
しかしニッセイGDPのターゲット層はリスク許容度が高い投資家だけに留まらない。
カスタム次第で幅広い用途に役立てることができるからだ。
たとえば昨今の低金利を加味して債券を全て個人向け国債で済ませた世界経済IF亜種とも言えるポートフォリオも作れる。
リスクの大きさをニッセイGDPの割合だけで制御可能となれば、実にシンプルかつフレキシブルだ。
カスタム志向のあるユーザーにとって使い勝手の良い道具となりうるだろう。
世界経済IFより広いカスタム性を持つニッセイGDPは、世界経済IFとは大きく異なる保有者層で独自発展を遂げていくと私は予想している。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
ニッセイ世界株式ファンド(GDPバスケット)に少なからず関連した話を続けます。
私もGDP比率で配分した運用を続けています。
GDP比率に基づいたポートフォリオを採用することにどういう意味があるのか、考えてみましょう。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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