今日の400字はeMAXIS Slim 新興国株式インデックスについて。
新興国ってどこの国/地域を指すんだっけと思って目論見書を調べていたところ、なぜか「アメリカ」の表記が。
アメリカって先進国じゃなかったの?
知らない人は一緒に覚えましょう。
私も本件で初めて知りました。
※「そもそも新興国ってどこ?」という方は合わせて下記記事もどうぞ。
新興国の株式だってアメリカに上場している。それがADR。
回答は運用会社である三菱UFJ国際投信から頂戴した。
平素はeMAXIS Slim 新興国株式インデックスをご愛顧賜り厚く御礼申し上げます。
この度はお問い合わせをいただきまして誠にありがとうございます。(中略)
請求目論見書では、株式の「国/地域」は、ファンドの投資有価証券の発行通貨の通貨国名で分類してるため、本社所在地等実質的活動が新興国で行われている企業であっても、ADR等米ドル建てで発行された有価証券に投資している場合は、当該銘柄については「アメリカ」と分類されます。
出典:三菱UFJ国際投信 問い合わせに対する回答メールより
いつも丁寧な回答ありがとうございます。
これからも保有と積立、続けます。
ADRとは米国預託証券のこと。
米国預託証券。
アメリカの証券市場で売買されているアメリカ以外の国々の代替証券のこと。(中略)
日本でも一部の企業がADRの制度を使って証券を発行し、米国市場に上場している。
また、日本以外のBRICsなどの国々の企業の株式もADRの形で、米国市場から購入できる。出典:ADRとは(コトバンク)
日本のトヨタやソニーがNY証券取引所に上場しているように、一部新興国の企業も米国の証券取引所に上場している。
同様に先進国のはずの香港が含まれているのも同じ理由だと認識しているが、必要であれば各自裏付けを取っていただきたい。
新興国では経済力の兼ね合いから、証券取引等の金融システムが不十分であることも珍しくない。
だったら米国や香港など十分に整備されたシステムを間借りさせてもらった方が企業/投資家双方にとって都合がいい。
新興国投資の手間/コストを下げるうえでADRは大きな役目を果たしていると言える。
最後に、新興国とADRに関する詳細記事(楽天証券より)を紹介してお別れしよう。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
投資の知識を身に着けるにはどうしたら良いか?
本を読む、ネットで調べる、答えは色々あると思います。
次回ご提案する勉強法は「ブログを作る」です。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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