![愚者小路](https://gusha00fool.com/wp-content/uploads/2018/09/gusha_sad_kirinuki.png)
今日の400字はニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)について。
全世界株式インデックスファンドなんですけど・・・ほとんどの方はご存知ないかも知れません。
国内・先進国・新興国の割合がGDP比率になっているファンドです。
(ちなみに今主流の全世界株式ファンドは時価総額比率)
設定から2年経って現状を見たら、少し悲しくなってしまいました。
全世界株式のもう一つの形なのにアピール不足が悔やまれる
GDPバスケットは文字通りGDP比率による資産配分のため、オールカントリーなどの時価総額比率モノと比べ新興国の比率が高い。
![ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)とeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の配分比率比較](https://gusha00fool.com/wp-content/uploads/2022/05/zak0220_compare01-800x453.jpg)
これだけ多くの価値を生み出している新興国の存在感を評価している人にとっては有用な選択肢だろう。
ところがこのファンド、2年経っても純資産総額はわずか10億前後。
全世界株式ファンド流行りの中、むしろここまで注目を浴びない方が難しいのではないか。
![eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の基準価額&純資産総額チャート](https://gusha00fool.com/wp-content/uploads/2022/05/zak0220_compare02-800x453.jpg)
![ニッセイ世界株式ファンド(GDP型バスケット)の基準価額チャート](https://gusha00fool.com/wp-content/uploads/2022/05/zak0220_compare03-800x453.jpg)
![愚者小路](https://gusha00fool.com/wp-content/uploads/2018/09/gusha_surprise_kirinuki.png)
私も設定当初は色々使い道を夢想したけど、とんだ空振りだぁ。
正直悪いファンドではない。
コストだってオールカントリーとピッタリ同じ。
この惨状はひとえにアピール不足だったと考えるほかない。
当初カン氏を講師に運用会社主催のオンライン配信が行われたのだがその後は私の知る限り音沙汰なかった。
どんな特徴でどんな使い方ができるのか、運用会社が攻めのブランディングをしていればもっと違った未来もあったろう。
このまま黒歴史化してしまうのは、あまりに惜しい。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
![愚者小路](https://gusha00fool.com/wp-content/uploads/2018/09/gusha_normal_kirinuki.png)
愚者小路です。
コロナショック後の回復局面あたりから、投資デビューをする人が増えてきました。
急に新たな世界が開けて、人として一歩上のランクに上がったような気がするのはまぁ仕方ない。(気のせいですけどね)
ただ舞い上がったばかりに他人に投資を勧めるのは、もう少し待ちましょう。
![](https://gusha00fool.com/wp-content/uploads/2018/09/gusha_happy_kirinuki.png)
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