下落してから元に戻るまでに必要な『リカバリ率』を考える。を400字で。

下落してから元に戻るまでに必要な『リカバリ率』を考える。を400字で。 投資のやり方・続け方
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は『リカバリ率』について。


一度落ち込んだ株価水準が元に戻るまでってけっこうな上昇と時間が必要なもの。
当たり前すぎてちょっと忘れかけている事をきちんと考え直してみましょう。

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市場のアップダウンは「コツコツドカン」になりやすい

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

○○ショック級の大暴落で市場平均が50%下がった状況を考えよう。
市場平均が元通りになるには何%の上昇が必要か
答えは100%半値に落ちたなら倍にならないと元に戻らないわけだ。

このケースで言う100%をリカバリ率と呼ぶ事にする。
名称らしい名称が見つからなかったので私の造語だ。

リカバリ率とは何か
たとえ50%の下落だったとしても元に戻るには100%の上昇が必要。直感ファーストだとちょっと不思議 の図

では下落率別のリカバリ率を一覧にしてみよう。

下落率リカバリ率
10%11% (1.11倍)
20%25% (1.25倍)
30%43% (1.43倍)
40%67% (1.67倍)
50%100% (2.00倍)
60%150% (2.50倍)
70%233% (3.33倍)
80%400% (5.00倍)
90%900% (10.00倍)
100%終了

下り坂と登り坂の関係なら同じ距離だろうが、下落とそのリカバリは関係性がまるで違う。
下りより登りの距離の方がずっと長くなる騙し絵のような関係にある。

しかも距離が長くなるだけではない。
市場のアップダウンは、コツコツ上がり続けたものがあっという間にドカンと下がるコツコツドカン型である場合が多い。
この構図を知らないと、最初は「安く買える」と喜んでいてもなかなか回復しない様子にしびれを切らして投資判断を誤る可能性が高い。

長く続けるつもりであれば市場の性質はあらかじめ腹落ちさせておこう。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


投資はどんなに賢明な判断をしても最後の最後は運に委ねないといけない側面があります。
だからって賢明な判断を放棄して完全運任せにしてしまうのは判断を軽んじすぎ。
勝てばよかろうなのだ!と豪語する人の脆さをとある究極生物に教えてもらいましょう。

次回は「【第3回】ジョジョの奇妙な投資格言 ~投資家賛歌は勇気の賛歌~」です。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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