「ジョジョの奇妙な冒険」は人生の教科書である。
であれば投資の教科書になり得るのも必然だ。
~愚者小路~

「ジョジョの奇妙な冒険」の数多い名言を投資格言として解釈する連載「ジョジョの奇妙な投資格言」。
第1部から順に紹介し、ジョジョリオンまで到達したら連載完結です。
今回は究極生物カーズのお言葉を頂戴します。
いくら究極生物でもさぁ、そういうセリフは明らかな負けフラグだってば・・・
どんな手をつかおうが・・・最終的に・・・
出典:ジョジョの奇妙な冒険 第2部「リサリサとジョジョを結ぶ絆 その1」
勝てばよかろうなのだァァァァッ!
「結果が全て」は考慮不足/検討不足を正当化する言葉ではない
FXで苦戦続きのカーズは国内の緩いレバに見切りをつけ、ついに1000倍レバの海外業者で最後の勝負に出た。
苦し紛れに件のセリフを宣うカーズに周囲が向けた目は、恐怖ではなく哀れみだった。
※ネタバレ防止のため、あえての嘘エピソード
どんな手をつかおうが・・・最終的に・・・
勝てばよかろうなのだァァァァッ!
投資の世界では明確な悪手を打っておいて「勝てばよかろうなのだ!」と宣うケースが多い。
「結果が全て」の一言で検討不足を覆い隠そうとするのだろう。
そもそも投資は「ちょっとやそっと」を積み上げるプロセスである。
どの銘柄をどう組み合わせどう買っていくか、排除すべき無理や無駄がないか検討する事もその「ちょっとやそっと」の一つだ。
検討時点で失敗する可能性を塞ぎ、成功する可能性を上げる事を怠っていては、それが明確な負けフラグになるのはあまりに当然すぎる。

仕事で段取りが適当だと、十中八九失敗するのと似ているかも知れない。
仕事と違って誰もフォローしてくれないので、段取りだけはしっかりと。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
投資なんてただ買って持ってるだけだから気楽なもんだ。
・・・とはいかないのが世の常。
結局色んな情報に振り回されて本来的な気楽さがあっさり吹き飛んでしまうものです。
振り回されないための合言葉をご紹介したいのですが、たった4文字で済んでしまうんですよねぇ。
次回は「長期投資を平然と続けていける『たった4文字の呪文』」です。

ありがとうございます。
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