今日の400字はインデックス投資の人気沸騰度合いについて。
2023/03時点でETFを除く投資信託の純資産総額ランキング1位はなんとeMAXIS Slim米国株式(S&P500)。
対面金融機関のゴリ押しで売られる「つかませる投資信託」をネット証券で「選ばれる投資信託」が凌駕した異例の事態です。
あとはきちんとインデックス投資が受容されていれば文句はないですよ。
市場平均を「持ち続けて」初めてインデックス投資となる
愚者小路の投資歴十数年、インデックスファンドを肯定する空気感がここまで強いのは初めてだ。
一見喜ばしい事だが、過度な礼賛が「インデックスファンドさえ持っていれば皆救われる」という投資神託に育ちつつある場面も見かけるようになった。
肯定が礼賛に、礼賛が神託に。
宗教が生まれる瞬間とは案外こういう状況なのかも知れない。
そんな中でどうしても増えてしまうのが「皆がいいって言ってるからインデックス」派。
要はインデックス投資を受容していないのにトレンドで保有する「迷える子羊」だ。
インデックス投資は市場平均を持ち続けて初めて成立する。
理解と覚悟が備わっていなければ、インデックスファンドを自身の裁量でアクティブ売買するような本末転倒を容易に招く。
それはインデックス投資ではないし、裏目に出たところでインデックス投資の非でもない。
受容できているかの答え合わせは暴落局面にて。
それまで神様気取りで傍観でもしていようか。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
景気にはサイクルがあり、好景気と不景気が繰り返されます。
これは基本中の基本ではあるのですが、「不景気が来て株価下がるから今のうち売っておこう」と考えるのが正解とは限りません。
大抵そう言っている本人は聞く耳持たないものですが。
次回は「不景気が来たら株価は絶対下がるの?本当に?」です。
ありがとうございます。
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