今日の400字はバブルの生成から崩壊のライフサイクルと人間の業について。
経済に精通した人にかかればいくらでも複雑かつ詳細に語ってくれるバブル論。
ただし投資初心者のうちはその詳細どころか論旨すら理解が追い付かない事もしばしば。
そこで今回はバブルの生成・崩壊とそれにまつわる人の業を表現した(としか思えない)歌をご紹介します。
熱狂的な多幸感に包まれながら、脆く歪んだ塔を建てるがごとし
教材となる曲はきくおはな「のぼれ!すすめ!高い塔」。
動画は一通り解説したうえで最後に提示しよう。
1冊の絵本のような物語形式の歌であるため、ネタバレにならない程度に触れていきたい。
ある日大きな塔が立つ
雲の上まで続いてる
長い行列作っているよ
みんな笑顔で続いてる登れ 進め 高い塔へ
出典:きくおはな「のぼれ!すすめ!高い塔」(動画は記事最後に提示)
目の前の高い塔。
何の塔で、どこまで続いているかも分からない。
でも皆笑顔で並んでいるから一緒に入ってみよう。
これはバブル期に投資ブームが起きて、物の分からない投資家が押し寄せる様子そのものだ。
塔の中では多幸感に駆られて無茶苦茶に建て進める人々の姿があった。
建築途中であり、どこまで伸びるかは分からないようだ。
幸せ幸せよ
出典:きくおはな「のぼれ!すすめ!高い塔」(動画は記事最後に提示)
楽しい気持ちが溢れ出す
高く建てれば独り占め
下には二度と降りません
しかしひょんな事から塔はあっさり崩壊してしまう。
必死に逃げ出そうとするも、高い所で暮らす人ほど無傷の生還は困難だ。
バブル末期に高値掴みをした人も同じ末路をたどるだろう。
結局高い塔は崩壊してしまった。
ところが話はこれで終わらない。
塔もバブルも繰り返される。人の業によって。
ここまで理解したうえでPVをご覧いただきたい。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
投資の勉強はホントに大事。
でも「投資は勉強しないと儲からない」はいささか疑問。
儲かる銘柄を見つけるための勉強ではないのですよ・・・
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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