今日の400字は無謀な積立計画について。
なんとなく予想はしていましたが新NISAで「毎月30万円積み立てるぞ!」と鼻息荒くしている人をよく見かけるようになりました。
5年で1800万円埋められる人のほとんどは課税口座で相当量保有している人だから、これからの人は張り合う必要などありません。
もうちょっと謙虚に「人生の変化」を受け入れるのが大事なんじゃないかなと、カンさんのブログ記事(後述)見ててしみじみ思った次第です。
その「第1形態」は間違いなくポッキリ折れる
投資に前向きなのは素晴らしい事だ。
だが毎月30万円プランは前向き通り越して前のめりではないだろうか。
人生には振り幅がある。
一企業へ投資するリスクより遥かに大きな振り幅だ。
現実に根差したプランを立てるなら「年収の○%積立」のように振り幅を見越したものが好ましい。
現実度外視は投資初心者にありがちなミスでもある。
カン氏もブログで人生に変化は付き物で、それに応じて積立金額の増減や休止して良いと主張している。
つみたて金額そのものは、あなたの収入の増減によって何度『変更』しても構いません。
外的な事由で、経済的に(突如)「つらい状況」に陥る可能性があります。
内的な事由(あなた自身の事由)で(突如)「激変」が起こる可能性があります。ですので、あまり無理をせず、仮に収入が減ったのなら、それに合わせて『つみたて金額』も減らす。
万一失業してしまったら、その間『つみたて』をお休みする・・。
出典:投資信託クリニックブログ「つみたて投資は人生の変化に対応しやすい資金積み上げシステム」
全然OKです。
あまり尖った理想を掲げると、ちょっとヒビがいっただけで失敗とみなして投資を辞めてしまいやすい。
完璧を目指すゆえの脆弱だ。
断言しよう。遅かれ早かれそのプランはポッキリ折れる。
剛直ゆえにポッキリ折れた痕から、しなやかな「投資の第2形態」が形成されてからがスタートラインだ。
途中で諦めてさえしまわなければ第2形態第3形態を経てもっと力の抜けたシンプルなスタンスを体得できるはず。
皆そうして続けてきたのだ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
感情的にならない、短期で成果を求めない、他人のオススメを安易に信じない。
投資のコツってなぜか「べからず」だらけ。
やってはいけない事だらけで窮屈に感じてしまいますね。
次回は「投資のコツが『べからず』ばかりの理由」です。
ありがとうございます。
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