今日の400字はマネックス証券のオンラインセミナーでeMAXIS Slimシリーズ運用担当者が語った「次なる試み」について。
2020/12/01に開催されたセミナー動画がソースです。
(動画リンクは後ほど提示します)
インデックスファンドは信託報酬(と厳密には内部コスト)の分だけインデックスを下回るのは仕方ないと思っていただけに、少し驚きました。
「コストをまかなう超過収益」なんて本当に狙えるのか
マネックス証券が開催したオンラインセミナーの中でeMAXIS Slimシリーズ運用担当の方が今後の目標についてこう語っていた。
日々の実務で気を付けていることは、まずは命題としてインデックスに連動させるっていうことなんですけども、最近はさらに注力していることとしては出来る限り超過収益を取るように頑張ってます。
つまりは先ほどもお話をしましたけども信託報酬がコストとして皆さんの運用からかかったうえで基準価額が出てきてしまいます。
我々としてはできれば信託報酬もまかなうぐらいのつもりでインデックス運用をしたいなと思っています。つまりコストをまかなう超過収益をどうやって生み出していくかということを最近は注力しているというところです。
出典:マネックス証券オンラインセミナー「積立投資を楽しく学ぶ!インデックス投資セミナー ~貯金オンリーから卒業するためのつみたて投資トライアル!!!」より(youtube)
「つもり」ベースの話なのでまだ実現していないのだろう。
しかしいくら低コスト化が進んでいてもインデックス運用でありながらインデックス+信託報酬といった超過収益を狙う事は容易ではない。
もし銘柄保有比率を原作の比率から少し変えて超過リターンを狙えば、それはわずかではあるがアクティブな立ち回りになってしまう。
狙いが裏目に出た時、申し開き不能な事態を招きかねない。
原作通りの銘柄保有比率を保ったまま別アプローチで収益を上げるには、貸株の利用という選択肢もある。
が、実は国内株式マザーファンドで既に導入済のため、改善余地は少ないように思える。
インデックス運用の軸がブレる事なく超過収益が実現できれば大変なセールスポイントになる。
実現できた暁にはぜひ声高に周知していただきたいところだ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
2019年秋、証券会社の店頭にお邪魔して提案を聞きに行ったことがありました。
そこで販売員の方から2020年秋ぐらいまでの相場見通しを語っていただきました。
せっかくなので見通しが合っていたか振り返ってみます。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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