毎月分配型ファンドの落日。かつての人気は虚像だったのか?を400字で。

毎月分配型ファンドの落日。かつての人気は虚像だったのか?を400字で。 アクティブ投資
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愚者小路
愚者小路

今日の400字はかつて栄華を誇った毎月分配型ファンドの国内シェアが猛烈に落ち込んでいる話。


投資信託協会「数字で見る投資信託」の公開資料(リンクは下記)を基に集計してみたら、明らかな没落が見える化してしまいました。
むしろかつてのピークがどうかしていたって話なのかもね。

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シェアがズルズル下降した先にどんな「答え」があるか

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

投資信託協会「数字で見る投資信託」によると、国内株式ファンドにおける毎月分配型ファンドの純資産総額比率(要はシェア)は2011年8月の67.5%をピークに下降の一途を辿っている。

毎月分配型ファンドのシェアがみるみる落ち込んでいる
国内株式ファンドに対する毎月分配型ファンドの純資産総額比率は目に見えて下落している。インデックスファンドと比較するとその推移はまさに対照的 の図(グラフは投資信託協会「数字で見る投資信託」2020/11時点で集計可能な範囲で愚者小路がグラフ化)

グラフは対比としてインデックスファンドのシェアも並べている。
両者の推移はまさに対照的で、毎月分配型ファンドがそっくりそのままインデックスファンドに置き換わったのではと思わせるほどだ。

毎月分配型ファンドの販売は金融庁に睨まれるようになってから急に下火になった。
各販売会社でセールスに消極的になってはいるが、別に毎月分配型ファンドがご禁制になったわけではない。

毎月分配型ファンドに真に合理性を見出している顧客が自らの意思で買い求める分には何の問題もないはずだ。
つまり最終的には毎月分配型ファンドに価値を認める人の割合までそのシェアは下降していく想定だ。

その着地点こそが毎月分配型ファンドの正味の価値と言えるのではないだろうか。

事後補足

毎月分配型ファンドのシェアがどこまで下降するか観察はしていくつもりではあるが、ある程度数字が小さくなっていくと資料から毎月分配型ファンドの欄が消えてしまう可能性がある。
最期を看取れないかも知れないことはあらかじめ認識しておこう。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


投資信託を用いた資産運用において、インデックス投資を選ぶ人がたいへん増えてきました。
インデックス投資の合理性を考えれば当然の帰結と言えるでしょう。
でもあなたはどうしてインデックス投資を採用するのか、きちんと回答できますか?

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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