
今日の400字はスタグフレーションを見据えた投資方針変更について。
2022年4月現在、物価高騰やスタグフレーションといった言葉をよく聞くようになってきました。
では物価高の懸念が出てきた時、投資方針をどうシフトすべきか?
マネクリの連載『内藤忍の「お金から自由になる方法」』にて内藤忍さんが解説されています。
(リンクや引用は後述)
下落耐性の出来上がった投資家はインフレ懸念を目の前にどう舵を切る?
まず内藤氏の見解を引用しよう。
インフレに負けない資産運用を実践する
一般に、インフレに強いと言われる資産として、株式、不動産、金(ゴールド)、暗号資産などが挙げられます。
出典:マネクリ『スタグフレーションを前提とした「これからのマネープラン」』
しかし、インフレだけではなく景気後退も想定されるのであれば、株式の魅力は相対的に低くなるのではないでしょうか。
また、穀物やレアメタルといったコモディティの価格上昇に備えるには、これらの資産を組み入れたコモデイテイファンドをポートフォリオに組み入れることも、検討すべきです。
きわめて理路整然としていて、インフレに対する考え方は私も異論ない。
さて、あなたは上記の見解からどう舵を切りたくなっただろうか?
- 株式ファンドを一部売ってコモディティファンドを取り入れなくては!
- 株式ファンドの魅力が低くなるなら引き続き買い続けよう

投資家の属性によって着眼点が変わるはず。
良い文章だね。

前者(コモディティ派)は静と動で言えば動。
直近上がりそうなものを意欲的に取り入れていく積極性は素晴らしい。
反面、あなたより判断の早い人はとっくにコモディティシフトを済ませているので単なるトレンドの後追いに終わる可能性もある。
後者(株式派)は静と動で言えば静。
皆の注目が逸れて下落が期待できる株式を黙々と買い続けるのはまさに豪胆。
反面、皆と同じ祭に参加してないと内心不安な人は「株式オワコン」とか揶揄されてるうちに心が折れてしまう可能性もある。
私は後者。
よって方針変更はない。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
私は今回の記事で物価高や景気低迷が見込まれてもコモディティや不動産など他資産クラスへの乗り換え(つまりポートフォリオ変更)はしないと明言しました。
同じように考える人は少なくないと思いますが、株式がある程度低迷する事が見込める状況で買い続けるには覚悟が必要。
私の想定する覚悟をきちんと文章にしてみます。

ありがとうございます。
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