【続報】投資信託アンケートが暴き出した事実。コロナ後も投資経験あり割合は変わらない?を400字で。

投資信託に関するアンケート調査報告書 投資信託の現状を考える
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は投資信託協会が実施した投資信託アンケートの続編。


コロナ前は回答者のおよそ半数が「投資経験あり」と答えていましたがコロナ渦中の2020年はどれほど回答が変わったのか、チェックしてみましょう。

今回は上記ページの2020年版「2020年(令和2年)調査結果(投資信託全般)」を基に解説しています。

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変化なしってどういうこと?証券口座開設増加の報道はウソなの?

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

注目ポイントは報告書P23「金融資産の保有経験」

投資信託アンケート調査結果
投資性のある金融資産の保有率。コロナ前の2019年Verと比べてほとんど変化なし の図(グラフは投資信託協会「投資信託に関するアンケート調査」(2020年)より)

金融資産の保有経験率は全世代合計で48.6%
昨年版の49.8%と比べてほぼ変わらず。
(回答者が同一でないため割合が減る場合もあるのだ)

とは言え、コロナの影響からかネット証券を中心に口座開設数が増えた報道も聞いている。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、ネット証券も含めた証券各社の口座数が1年前に比べていずれも増えていることが分かりました。
自宅に居ながらインターネットを通じて株式などを売買しようという個人投資家が増えたためとみられています。

~略~

中でもネット証券の口座数の伸びが目立っていて、「SBIホールディングス」は595万口座余りと1年前に比べて20%増え、口座数で業界首位になりました。

出典:NHK「証券口座数が増加 コロナでネット通じ売買の個人投資家増加か」

アンケート実施期間は2020/11、上記引用の報道もほぼ同時期だ。
にも関わらず回答結果がほぼ変わらずなのはどういう事か。

私の推察に過ぎないのだが、アンケート回答者層はお金に対し前向きに取り組んでいる人である事が多い。
回答者層は既に投資をやる/やらないの判断が済んでいたため、コロナの影響があっても答えは変わらなかったのだろう。

愚者小路
愚者小路

もし私の推察通りだとすれば、アンケートモニター向けの調査って世間の声とは言い難いんじゃないの?

インターネット調査のモニターは、一般的に情報感度が高い事が確認されており、金融商品(投資信託)においては保有率や制度認知が郵送調査モニターなどに比べて高めに出る傾向にあります。

出典:投資信託協会「投資信託に関するアンケート調査報告書-2020年(令和2年)投資信託全般」5ページ

実施側もこの特性を織り込んで冒頭で上のように断っている。
どんな調査結果も前提条件を理解しておく事が大切なようだ。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


自宅にいるともっぱらノートPCの前にいる私。
PC作業をするうえで今まで忌々しく思っていた問題があり、このたびムキになって完全解消を図ってみました。
同じ悩みを抱える人も多かろうと思い、情報共有します。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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