投資信託の『受益者』って言葉は一側面しか語っていない説。を400字で。

投資信託の『受益者』って言葉は一側面しか語っていない説。を400字で。 投資信託(ファンド)のリスク
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は「受益者」について。


投資信託を保有してる人を「受益者」と呼ぶのをご存知の方も多かろうと思います。
でもこの言葉、な~んか引っ掛かる・・・
説明として若干片手落ちな感じが否めません。

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受け入れるのは「益」だけではない!

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

投資信託を購入するとその口数に応じた受益権が与えられる。
受益権を持つ者だから受益者。字面のうえでは何も間違っていない

目論見書
目論見書など正確な表現が求められる文書では「受益者」と表記されているね の図(画像はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の目論見書より)

だが受益者という言葉では投資信託の一側面しか捉えられていない。
あなたが投資信託で受け入れるのは決して利益だけではないはず。

  • 市場/為替/世界情勢などの要因による価格変動の不確実性リスク
  • 繰上償還/受益者の質/運用体制の変化などの要因による運用継続の不確実性リスク
  • あなた自身が持つ感情の不確実性リスク

これら全てを受け入れなければ投資など出来はしない。
本音を言えば利益だけ受け入れたいのはやまやまだが、そうもいかないのが投資の現実だ。
受益者の響き通りに利益にしか目をくれない投資家は、遅かれ早かれMr.マーケットにコテンパンにやられてしまうだろう。

私としては単に状態を表す「保有者」あたりが妥当かと思うし、実際ブログ内ではそう表記する事が多い。
ただ保有しているだけに見えて、案外多くのものを受け入れているのだ。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

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