投資に必勝法なんてない!言葉の盛り過ぎは受け手側で割り引こう。を400字で。

投資に必勝法なんてない!言葉の盛り過ぎは受け手側で割り引こう。を400字で。 投資の話がしにくい世の中
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は投資関連記事の鼻息の荒さについて。


テキストメディアにしても動画メディアにしても、何かと爪跡残したくてインパクトある言葉を選んでいるうちに物言いが極端になる傾向があります。
この「鼻息荒くなりがち問題」のお手本とも言うべき教材テキストを見かけたので紹介してみます。

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発信者の熱量を割り引いて受け止めるのもネットリテラシー

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

教材はダイアモンドオンラインによくある書籍紹介記事の一つ。
要約すると新NISAはおトクな制度だから長期投資を前提に上手に使おうというもの。
方向性として間違っていないし、うなずける主張も多い。

「短期でも儲かる○○がある」「NISAはリスクが大きいから、別の○○がオススメだ」という声をSNSや喫茶店で見聞きするが、変な手法をオススメする人は馬鹿か詐欺師の2択だ。

出典:ダイアモンドオンライン『頭のいい人は、日本最強のお得制度「新NISA」を使い倒す!』

ところが鼻息の荒さからこんな事まで断言してしまっている。

結論、日本人の投資の必勝法=長期投資&NISAだ。

出典:ダイアモンドオンライン『頭のいい人は、日本最強のお得制度「新NISA」を使い倒す!』

あえて原文の筆致をマネさせてもらおう。
投資の必勝法なんて言ってしまう人は馬鹿か詐欺師の2択だ。

株式投資に十分な期待リターンがあるのは不確実だから。
つまり必勝でないからこそ利益が期待できるのだ。

将来的に高い価値になっていそうなものは現在価値ではいくらぐらいになっているべきだろう?の図(その1)
将来的に高い価値になっていそうなものは現在価値ではいくらぐらいになっているべきだろう?の図(その1)
将来的に高い価値になっていそうなものは現在価値ではいくらぐらいになっているべきだろう?の図(その2)
将来的に高い価値になっていそうなものは現在価値ではいくらぐらいになっているべきだろう?の図(その2)

たぶん筆者もそれは重々分かっているのだろう。
ただエキサイトして鼻息が荒くなるとこんな感じで口が滑ってしまう。
受け手はそうした「発信者の鼻息の荒さ」をきちんと割り引いて受け止めないといけないわけだ。

困ったもので「鼻息荒くなりがち問題」は多くの場合、自覚症状がない。
私も重々気を付けて情報発信しているが、症状出てると思ったらあなたの側でそっと割り引いておいてほしい。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


新NISAに期待する人が多いと、かなり分厚い買い圧力になるんじゃないかと思ってしまいがち。
でも実際はそんな事なさそうです。
知恵袋の回答ついでに試算したらずいぶんもっともな結果が出ました。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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