
今日の400字は投資信託協会がまとめた「投資信託に関するアンケート調査」について。
報告書自体が100ページ超とかなりのボリュームで読むのも難しいと思うので、愚者小路の独断で気になったところをスポット紹介します。
重要なのはコロナを経てこの結果がどれだけ変わってくるか
注目ポイントは報告書P23「金融資産の保有経験」。

金融資産の保有経験率は全世代合計で49.8%、世代別には年齢と保有率が比例している事が分かる。
私の見込みでは30~50ぐらいの働き盛り世代が最も高く、投資の理解に乏しい年配層が少ないと踏んでいただけに意外だ。
これだけ投資への理解が浸透しているのなら昔ながらの「あぶく銭を目論む卑しい行為」と決め込む偏見も圧倒的少数になっている事だろう。
ただしこの回答はネットのアンケートモニターで集められているため世間の実態とは言い難い。
アンケートモニターをやっている人はきちんとお金と向き合っている事が多く、資産形成に使えるものは何でも利用しようという傾向が強いため、前向きな回答が集まりやすいのだ。
この報告結果は2019年版のため、一連のコロナ騒動を受けてモニターの意識がどう変化したか非常に気になる。
去年おととしは2~3月発表だったので、そろそろかも知れない。
おっと、公開までのタイムラグで最新版が既に出ているようですね。
最新の内容見て気になるところがあったら別記事として触れます。
私自身アンケートモニターをやっており、アンケート調査を実施している会社にはけっこう聞き覚えがあります。
(2018年に調査実施したインテージ、2019年に調査実施した日本リサーチセンターも)
私にこういうアンケートが来たかどうかはもう覚えていませんが、調査結果に私の回答が含まれている可能性もゼロではないでしょう。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
同じアンケート結果から、次は投資をしない側に着目してみましょう。
投資をしない理由の一位は「そもそも興味がない」だそうです。
何だかひどく違和感のある答えに思えました。

ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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