Yahoo知恵袋のちょっと考えさせられる質問や回答をご紹介する連載「Yahoo知恵袋 秀逸質問&回答録」。
ナビゲーターの愚者小路です。
今回の質問は「新NISAを5年で埋めるなんて言語道断!その後世界恐慌が来たらどうするの?」です。
今まで紹介した中で最も鼻息の荒い質問者かも知れません。
回答者に食ってかかる返信も含め、ぜひ下記のリンク先で生の主張をご覧いただきたい!
そもそも論で言えば、5年で埋めるのも十分にドルコスト平均法な気がするし、1800万を5年で埋めるような人がそれっきりで投資完結するとは思えないんだけどなぁ。
見通しとアクションが噛み合わない人は案外多い
5年でNISA枠を埋めた後に世界恐慌が来たらどうするのか、その心配があるからドルコスト平均法で長年積み立てるのが正しいという事らしい。
質問文は全体的にバランスを欠いた印象を受ける。
明記されていないが質問者の積立期間を仮に20年としよう。
では21年目で恐慌が来たら?
そうでなくとも20年目前で恐慌が来ても同じ事だ。
結局何年で埋めるプランを立ててもその終わりか後の恐慌には全くの無力であり、最悪のシナリオからは逃げられない。
積立資金も期間も無尽蔵ではない。
その後に恐慌が来たらどうするか?答えはシンプル。
「しゃーない」
この割り切りを覚悟と呼ぶ。
そもそも恐慌をそこまで色濃く見通している人は積立投資なんてしてはいけない。
見通しに基づくならば投資をしないか、ベアファンドを積み立てるのが正解だ。
ドルコスト平均法は気休めに過ぎないものではあるが、こじらせ過ぎると自身にとってかえって毒になるケースもあるようだ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
投資信託だって下がったところでドカーンと買えればそれが一番ハッピー。
でもそれが出来れば誰も苦労はしないわけで。
そもそも下がるまで待てる想定でいるのもちょっとした自信過剰だったりするのです。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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