投資に向いている人、不向きな人、何が両者を切り分けるのか

投資に向いている人、不向きな人、何が両者を切り分けるのか 【連載】初心者卒業計画
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愚者小路
愚者小路

投資信託ビギナーの方向けの連載記事 第34回です。


連載を通して「右も左も分からない投資信託初心者が自分で投資信託を選び、ポートフォリオ運用を続けられるようになる」ことをゴールとしてナビゲートさせていただきます。
今回のテーマは投資に向いている人、不向きな人
向き不向きは実際やってみないと分からないものなので「不向きな人はハナから投資するな」と言えないのが難しいところ。

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はじめに:ChatGPTが考える「投資に向いている人、不向きな人」を足掛かりに

私から「こういう人は不向き」と申し上げるのはたやすいのですが、一個人の考えである以上バイアスは避けられません。
そのためChatGPTに挙げてもらったものを足掛かりに解説していきましょう。

【ChatGPTに投げた質問】
ChatGPT的「投資に向く人/向かない人」はそれぞれどんな人だと思いますか?

回答(長いため箇条書き部分だけ引用)

■ 投資に向く人
① 判断の一貫性を保てる人
② 不確実性を許容できる人
③ 退屈に耐えられる人
④ 自分の無知を前提にできる人
⑤ 感情と行動を切り離せる人

■ 投資に向かない人
① 一貫したルールを持てない人
② 「確実さ」を求めすぎる人
③ 行動しないと不安になる人
④ 短期の結果に強く引っ張られる人
⑤ 自己認識がズレている人

精度が高く端的で、良くも悪くも偏りのない客観的な答えで助かります。
読んでみて特に違和感ありませんね。

「投資に向く人」に当てはまる人は何ら問題ないので、以降は「投資に不向きな人」にフォーカスしていきます。
ChatGPTが挙げてくれた不向き属性を抱えた投資家はどんな行動に走ってしまいやすいか、私の言葉で掘り下げていきます。

愚者小路
愚者小路

ありがとうチャッピー。
ここから私のターン

不向き属性はこうして投資の失敗を招く

不向き属性を抱える投資家が投資でどう失敗しやすいか解説してみましょう。

① 一貫したルールを持てない人

たとえばインデックス投資なんかは市場平均を持ち続ける投資手法です。
つまり「市場平均を持ち続ける」が唯一にして絶対のルール
コレを守れないとマーケットや世界情勢の都合であっさり手放してしまい、インデックス投資が成り立たないのです。

インデックスファンドを自分の裁量でタイミング売買するのは、インデックス投資でなくアクティブ投資です。
言い換えれば個人レベルのアクティブファンドとも言えます。
残念ながらアクティブファンドの大半はインデックスに劣後しているとする統計も金融庁から出ており、その裁量が功を奏する可能性は本人が思っているよりずっと低いでしょう。

② 「確実さ」を求めすぎる人

投資のリターンは不確実性の対価です。
そこはキッパリ断言します。
だから何らかの確実性を担保してくれないと投資なんて始められないと考える事自体が致命的な勘違いであると言えます。

でもね、いるんです。
どうにかこうにか勝ち確案件であると背中を押して欲しがっている人が。

ニーズあるところにコンテンツが生じるのがネット世界の厄介なところで、そういう層に「安心」を提供すべくコレコレこういう理由で右肩上がりが続きますよと(なぜか)力強く断言するコンテンツが現に大量に存在しているのは私が言わずともご存知でしょう。

しかしそういうコンテンツに着せられた「勝ち確案件気取りの鎧」は最弱で、ちょっとした下落であっさり破壊されます。
ちょっとした下落で狼狽売りする人はおそらく鎧が壊れて、価格変動と向き合えない素っ裸のココロが丸見えになってしまったのでしょう。

愚者小路
愚者小路

たぶん防具としては、焼肉屋さんの紙エプロンの方がナンボか強いんじゃないかなぁ・・・

③ 行動しないと不安になる人

自らアクションを起こすって一見するとポジティブな印象ですが、投資の世界ではそうとも限りません。
上がったから売りたくなる、下がったから逃げたくなる、横ばいだから他の物に目移りして乗り換えたくなる。
これら誘惑に見事に引っかかって常に売ったり買ったりしてしまうのは単なる感情的行動であると言えます。

最初は長期投資を掲げていてもアップダウンに翻弄されているうちに気付けば短期売買に走っていたなんてケースもよく見聞きします。
理念が感情に敗北した末路と言えます。

このタイプが抱える重要な勘違いが一つ。
行動=売買
だと考えているのです。

保有こそが投資においてもっとも重要な「行動」であると気が付いてほしいのですが・・・
感情的であるがゆえに真っ当な言葉が届かないのが現実です。

④ 短期の結果に強く引っ張られる人

コレは「① 一貫したルールを持てない人」の原因です。
短期の結果に強く引っ張られるから、一貫したルールを持てない(保てない)わけですね。

もともと全世界株式を是としてオルカンを保有していたのに、足元で急上昇している銘柄が魅力的に思えてきた。
何だかオルカンの保有が機会損失につながっているような気がして急上昇銘柄に乗り換えてしまった。
なんて投資系メディアの創作記事に出てきそうな典型例です。

⑤ 自己認識がズレている人

人によってズレ方にいくつかバリエーションはありますが、基本的に投資の失敗につながりやすいのは変わりません。

自らの万能感が暴走して「オレは相場が読める」と過信する人。
本当はアップダウンに対する覚悟が全然できていないのに、インフルエンサーの言動や価値観を自己に投影し「借り物の勇ましさ」で無謀なリスクテイクに走ってしまう人。
「上がったら売って下がった時に買い戻せばいい」と現実度外視のプランを考えてしまう人。

自分のダメさに向き合い、ダメっぷりを前提としたやり方を考えるのも投資における重要な仕組みづくりの一つ。
そこに到達できないとしたら、投資がうまくいかないのも半ば必然でしょう。

不向き属性の根本にあるもの

ここまで解説したら、5つの不向き属性に共通している要素が浮かび上がってきました。
おそらくこれら要素が投資に向いている人と不向きな人を切り分けているのでしょう。

不向き属性の根本にある共通要素
  • 他者を拠り所にする
  • 不確実性と向き合えない
  • 感情ファースト

不確実性と向き合えないから感情ファーストに走り、他者を拠り所にしたがるのも感情ファーストのせい、といった具合で全てが絡み合って不向き属性の根本を形成しているように感じました。
困ったものでこれらは人間性に強くリンクしている部分もあり、正直なところ改善はあまり望めないでしょう。

今から性格を変えましょうって言われて変えられる人はいないと言って差し支えありません。
私だってそうですもの。

では不向きな人はどうしたら?

答えはカンタン。
投資以外でお金の不安を解消できるよう、プランを練り直しましょう。

おそらく不向き属性の強い人は投資によって人一倍疲弊したり、日常生活や健康状態に何かしら悪影響が出たりと支障が出ているのではないでしょうか。
大なり小なり自覚があっても不思議ではありません。

QOLの大暴落
QOLの大暴落 の図(画像は「愚者小路の投信クエスト」の一場面)

投資にしがみついてQOLの大暴落を自ら招くより、他の手段を検討した方がずっとずっと健全です。

お金の不安を解消する選択肢は大きく分けて4つ。

  • 本業
  • 副業
  • 節約
  • 投資

実際やってみて投資が不向きだと分かったのであれば残りは3択。
失敗ではなく4択問題から選択肢を一つ消して正解に一歩近づいたと前向きに考えましょう。
「投資に不向き」は否定の言葉ではなく、一歩前に進むための言葉です。

投資は誰でも彼でも絶対やらないといけない人生の必修科目ではありません。
資産形成は総力戦であり、投資以外の武器でいくらでも代替できます。
不慣れな武器に執着して体じゅう傷だらけにする必要などないとキッパリ申し上げておきます。

愚者小路
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以上、投資に向いている人、不向きな人についての考察でした。
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ご興味ありましたら下記ご覧ください。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
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愚者小路です。


ネット上の情報発信が収益につながるのはずいぶん前からですが、AIの普及によりその様相も大きく変わってきました。
そんな中noteでちょっと残念な気持ちになる記事を見つけたので共有してみます。

次回は「noteで見つけたザンネンAI副業の実態」です。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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