『米国株式これ1本』はインデックスかアクティブか?を400字で。

『米国株式これ1本』はインデックスかアクティブか?を400字で。 アクティブ投資
この記事は約3分で読めます。
愚者小路
愚者小路

今日の400字は三井住友DSアセットマネジメントの「米国株式これ1本」について。


以前珍奇な愛称を持つファンドを紹介した事があるのですが、まさか本体の名称が珍奇なパターンがあったとは。
インデックスファンドを最大3種類組み合わせてS&P500を上回る成績を目指すアヴァンギャルドなファンドです。
でもこのファンドってインデックス?アクティブ?


私にとってなかなか興味深い事例ではあるので、2回に分けて色々考えてみます。

スポンサーリンク

インデックスファンドでアクティブ投資を行う事例もあるんだね

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

「米国株式これ1本」はS&P500、ダウ、NASDAQを組み合わせS&P500を超えるパフォーマンスを目指すファンドだ。
S&P500をベースとして1/3前後保有し残り2/3に3指数を適宜当て込む形となる。

「米国株式これ1本」における資産配分の仕組み
「米国株式これ1本」における資産配分の仕組み。S&P500決め打ちの枠と3指数のいずれかから選ぶ3択枠が2つあるイメージ の図(画像は「米国株式これ1本」の目論見書より)

結論から言うと当ファンドはアクティブ。
S&P500を超えるという点もだし、マザーファンドの名前がそもそも「米国株式3指数アクティブマザーファンド」だ。

ファンドの仕組み
運用会社としても始めからアクティブと認識しているからこそ「米国株式3指数アクティブマザーファンド」なんて名称にしているのでしょう の図(画像は「米国株式これ1本」の目論見書より)

ちなみにウエルスアドバイザーでも「先進国株式・アクティブ」のカテゴリだった。

たとえ扱う素材がインデックスでも、それをマネージャーの裁量で配分比率を動的に変えていくとそれはアクティブ投資となる。
マメに配分比率を変える事はマメに売買しているのとほぼイコールだ。

ここまで言ってギクリとした人はいるだろうか。
個人でもインデックスファンドをマメに売買してればアクティブ投資だ。
大半がインデックスに対し長期的には劣後してしまうでおなじみの、アクティブ投資だ。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


「米国株式これ1本」の構成とアクティブファンドである事は今回で解説しました。
今回の内容を踏まえ、投資家には受け入れられそうでしょうか
次回はそこに踏み込んでいきましょう。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

次回のタイトル/内容は予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
YouTube「愚者小路の投信クエスト」も配信中。
愚者小路の投信クエスト
こちらランキング参加中です。
応援していただくとより多くの方にご覧いただけるし、投稿モチベーションも上がります。

↑いつもランキング向上にご協力ありがとうございます!

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます

・・・なんて機能はないけれど、本件と関連が深い記事です。
もう1ページ、いかがですか?

コメント