三菱UFJ国際投信『mattoco』限定アクティブファンド、1年たったらこうなった!を400字で。

三菱UFJ国際投信『mattoco』限定アクティブファンド、1年たったらこうなった!を400字で。 アクティブ投資
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は三菱UFJ国際投信の直販サイト『mattoco』で限定販売されているアクティブファンドについて。


mattocoは2019年3月にリリースされた、つみたて直販サイトです。
おなじみeMAXIS Slimシリーズをベースとした低コストインデックスファンドばかりの商品ラインナップに、なぜかポツンとアクティブファンドがありました。


サービス開始から1年経ってそのアクティブファンドがどうなったのか、恐る恐る現実を直視してみましょう。

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「これぞ、日本株」月次レポートから丸裸になる衝撃の事実

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

mattoco唯一のアクティブファンド「これぞ、日本株」の運用レポートを見てみよう。

「これぞ、日本株」の月次レポート(2020/05)から総口数を計算してみました
「これぞ、日本株」の月次レポート(2020/05)から総口数を計算してみました の図(画像は同ファンドの2020/05月次レポートより)

基準価額と純資産総額から総口数を計算すると、約4億100万口
そのうち4億口はサービス開始前、ファンド設定時に積まれた4億円だ。
この4億は運用を機能させる、いわばファンドの資本金だ。

「これぞ、日本株」の資金流入出
「これぞ、日本株」の資金流入出からもmattocoサービス開始後まるで資金が入ってきていないことが分かるね の図(画像はモーニングスターより)

つまりサービス開始から15か月で100万口、約100万円しか資金が集まっていないのだ。

mattocoはつみたて投資を前提としたサービスなので、この100万円を積立流入として考えてみよう。
1か月あたりに直すと約6万6千円積み立てられている計算だ。
額の小ささを考えると、つみたて保有者は数人程度と見るのが妥当だろう。

こういう事例を見るのは初めてではない。
ファンド業界には時々こういうドンずべりは起こっている。

このファンド単体でスベったのかmattoco自体がスベったのかは分からない。
ただ1年目の運用成績が優秀だっただけに残念だ、とは思う。

ベンチマーク(TOPIX)との騰落率比較
ベンチマークとの騰落率比較を見ると1年目はかなり成績が良かったことが分かるね の図(画像は同ファンドの2020/05月次レポートより)

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
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愚者小路です。


私は日頃からアンケートモニターをやっています。
サイト運営費を稼ぐことと、私なりに企業活動を応援することが目的です。
しかし投資信託に関するアンケートがほとんどなく、常々疑問を感じていました。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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