珍奇な愛称のファンドを探し、商品内容を吟味する珍称ファンド巡礼ツアー。
珍称トラベラーの愚者小路です。
今回は「レッツ豪」。
愛称のひどさ以上に、このファンドにはパッと見ではわからない秘密がありました。
話が大きくなったため【出題編】【解答編】に分けてお届けします。
『愛称:レッツ豪』オーストラリア好利回りバランス・ファンド(毎月)の基本情報
『愛称:レッツ豪』オーストラリア好利回りバランス・ファンド(毎月)の基本情報 |
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珍称タイプ | ダジャレ型 |
ファンド分類 | アクティブファンド |
購入時手数料 | 2.16% (楽天証券、SBI証券ではノーロード) |
信託報酬 | 1.08% |
分配金 | 毎月 (ただし2017/08設定来から2019/08現在まで無配続き) |
アセットクラス | 先進国株式・債券・REIT |
投資対象 | オーストラリアの株式・債券・REITへ投資する |
運用方針 | 債券70:株式15:REIT15の割合。 株式とREITは配当利回り重視。 |
備考1 | 販売会社は楽天証券、SBI証券、高木証券の3社。 |
備考2 | 毎月分配型でない兄弟ファンドも設定されている。 |
純資産総額推移が教えてくれた「ある違和感」
図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。
珍称タイプはダジャレ型。
考えた人も止めなかった人もまとめて「廊下に立ってなさい」と言いたくなるネーミングだ。
基準価額は1万円前後を推移していて、純資産総額もほぼ横ばいとなっている。
一見何もおかしい点はないように見えるが、分配状況と照らし合わせると私にある違和感が芽生えた。
当ファンドは毎月分配型。
しかしパフォーマンスが振るわないため、設定来一度も分配金を出していない。
一般的に毎月分配型ファンドでは分配金が減額されただけでも雪崩のような資金流出が発生するものだ。
分配金大好きっ子たちが2年間無配の毎月分配型ファンドを揃いも揃ってお行儀よく保有しているとは考えられない。
資金流出入額を見ると設定時に10億円入った後はほとんど動きがない。
まるで呼吸をしていないかのような静けさ。
ここまでを【出題編】としよう。
各自答えを想像してから【解答編】をご覧いただけると幸いだ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
引き続き「レッツ豪」の問い合わせ結果を基に当ファンドの実状を推察します。
投資信託の商品数が5000弱あれば、こういうファンドがあってもおかしくないなぁ・・・
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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