Yahoo知恵袋のちょっと考えさせられる質問や回答をご紹介する連載「Yahoo知恵袋 秀逸質問&回答録」。
ナビゲーターの愚者小路です。
今回の質問は「投資が趣味の事を他人に話すかどうか」です。
一度話したらもう引っ込められるものではないので、慎重な判断が求められます。
しかしこの質問のコアは「どうして他人に話したいか」にあるのではないでしょうか。
相手にされないよりハンパに食いつかれる方がマズい
投資の話は命中率が低い。
投資に興味ない人には完全に聞き流され、投資している人とは必ずしもスタンスが合致するとも限らない。
前者は無害だが後者のケースはそこから人間関係そのものが嚙み合わなくなる危険性を有している。
実はさらにマズいタイプがいる。
投資に興味がありながらもまだ始めておらず、他人に寄りかかる傾向のある人だ。
このタイプに話をしたが最後、銘柄選択から売買判断まで教えて百裂拳を繰り出されるだろう。
教えて失敗すれば質問者のせい、教えなくて失敗しても質問者のせい。
こんな分の悪いリスクテイク、マーケットの中にだってそうそうない。
不安から仲間を探そうとしている可能性もあるが、それもうまくいかないだろう。
不安を抱えた人が不安を抱えた人とつるんでも「支えあう」構図にならない。
皮肉にもマーケット不調時には互いに不安をブーストさせて「潰しあう」構図になりかねないのだ。
己の不安は己の中できちんと面倒みよう。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
山をナメてはいけない。登山家でない私でも知っているぐらいよく言われる言葉です。
最近SNSの情報を鵜呑みにしたお気軽登山が増えた影響で山岳遭難などトラブルが多発しているそう。
これって「投資山」の登山にも同じ事が言えそうです。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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