
今日の400字はよくある定説「投資信託はプロが運用してくれるから初心者でも安心だよね」に対する違和感について。
私は運用において他人に下駄を預けて安心と思ったことはないし、そこに安心感を覚えているわけでもありません。
上記の定説に囚われてしまうと、かえって「安心」に到達しにくくなるとすら考えています。
逆説?「プロだから」で安心できる人には、投資信託でなくてもいいんじゃないの
プロが運用してくれることに安心を覚えるのなら、別に個別株だって問題ない。
なぜなら個別株だって企業という組織をプロの経営者が「運用」しているのだから。
まさか上場まで漕ぎつけられた経営者がアマチュアということもあるまい。
自力で銘柄を選定できないのなら、膨大な銘柄数の投資信託すら選定できないはずだ。

上記「投資信託本数」はETF・DC専用・SMA専用を除く全ファンドとして検索した本数です。
個別銘柄を自力で選べないから、運用のプロに選んでもらう。
運用のプロを自力で選べないから、証券マン銀行マンといった「運用のプロ選びのプロ」に選んでもらう。
その証券マン銀行マンも自力で選べないだろうから、「証券マン銀行マン選びのプロ」に選んでもらうことになる。
プロ選びのプロ選びのプロ選びの・・・無限ループに陥る。
実際はどこかで思考停止に陥るのだろうが、他人に下駄を預け続けても安心には決して到達し得ないことが分かるだろうか。
しかし「プロだから」とは別の面で投資信託は安心に足る金融商品である。
詳しくは次回に。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
確かに投資信託は(他商品と比べて)安心できる金融商品です。
ただしそれはプロうんぬんとは関係ない商品の性質としての安心感なんですよね。
(ブログ読者層には釈迦に説法かも知れませんが念のため)

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