今日の400字はニッセイアセットマネジメント主催のオンライン対談セミナーについて。
2020/08/27にニッセイアセットマネジメント上原秀信常務とカン・チュンド氏の対談形式でzoom上で開催されました。
細かい記録を取りそびれたので印象に残った3つの話題と私の見解を交えて語ります。
ニッセイ世界株式ファンド(GDPバスケット)の商品仕様をカンさんが掘り下げる
印象に残った話題1
GDPで配分比率を決めているわりに連動対象インデックスは時価総額配分なのはなぜ?
※カン氏からの質問(を愚者小路が要約)
もちろんそれが分からないカン氏ではないが、商品仕様を明確化するには必要な質問だったのだろう。
答えはもちろん「既存のマザーファンドを利用してコストを抑える必要があったから」。
GDP比率のインデックス作るところから始めていたら現実的なコスト体系にはならないはずだ。
印象に残った話題2
個別でファンドを組み合わせるより安いコスト体系の実現に成功した。
※上原氏が挙げた同ファンドのアピールポイントの一つ(を愚者小路が要約)
大抵のビジネスの世界ではセットにするとお得になるというのが常識だが、金融の世界では真逆になるという奇妙な常識に支配されている。
本来的には当たり前な事ではあるものの、金融世界の奇妙な常識を打ち破った事には素直に敬意を表したい。
印象に残った話題3
時価総額比率とGDP比率、過去データではどちらが優れていたかシミュレーションデータはあるか?
※セミナー受講者からの質問(を愚者小路が要約)
ここ7年程は時価総額比率の方が優れていたという回答はもっともな話。
おそらく米国株式のパフォーマンスが優れていた影響だろう。
しかしこれからどうなるか分からない以上、現在時点でどちらがベストかを判断する方法はない。
その点で時価総額以外の選択肢があるのは大いにアリだ。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
応援していただくとより多くの方にご覧いただけるし、投稿モチベーションも上がります。
↑いつもランキング向上にご協力ありがとうございます!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
・・・なんて機能はないけれど、本件と関連が深い記事です。
もう1ページ、いかがですか?
下記記事の質問はセミナー内でカンさんもされていました。
被ったのは地味に嬉しい。
コメント