今日は昔なつかし「マーフィーの法則」を投資家目線で掘り下げてみます。
世代的にご存じない場合は雰囲気解釈でいってみよう。
さっそく今回のテーマ曲をお届け、嘉門達夫『マーフィーの法則』。
マーフィーの法則は宇宙の法則であり、投資の法則でもある
成功するときにはツキがある
失敗したときには原因だけが残る
投資でうまく行ってる時も基本的にツキによるものです。
そしてこれを自分の実力と過信してしまう事が後の失敗の原因になります。
今年の流行は来年の笑いモノ
来年の流行は今年のつまはじき
投資の世界にもいくつもの流行が生まれては消えていきます。
笑いモノになったり、つまはじきになったりする商品よりも、今年も来年も再来年もずっとずっと持ち続けられるものを選びたいですね。
自分の欠点はわかっているが
他人にそれを言われるとハラが立つ
これは私が入り浸っている知恵袋でよくある光景。
「私のポートフォリオに率直なアドバイスお願いします」とか「私の買ったこのファンドは良いファンドでしょうか?率直なご意見聞かせてください」とか。
本当に率直な事をきちんと根拠込みで回答しても、全否定されたと思い込んでキレ散らかしてくる質問者さんは実に多い。
触れられたくない「図星」がそのまま「逆鱗」だったんだろうなぁ。
声の一番デカイ奴が発言権を得る
人気メディアの有名な評論家、多くの人にフォローされるインフルエンサー。
元も子もない事を言ってしまうと彼らは「声の一番デカイ奴」です。
そう考えるとメディアの情報やSNSも一歩引いた冷静さで眺められるのではないでしょうか。
【サビ熱唱中】
♪マーフィーの法則~は~ この世の真実~
♪マーフィーの法則~は~ 果てしない法則~
ものは捨てた途端すぐ必要になる
株式は損切りした途端すぐ上昇する。
物事はすべてこうなってほしくない方向に向かう
その「すべて」にはマーケットも含まれます。
こうなってほしくない方向に向かう謎の引力でもはたらいているのでしょうか。
私個人の経験則で言うと、大きく下落した時に「積立実行日まで回復しちゃいませんように」と神に祈るも、たぶん神は寝ておられる。
ダイエットしなきゃと言う女は
たいして太っていない 言わない女ほど太っている
資産運用しなきゃと言う人は、実はたいして資産運用は必要ない。
(傍から見ても仕事の収入だけで人生けっこう盤石なんじゃない?ぐらいの経済水準だったり)
言わない人ほど資産運用した方が良さげな場合は多いんですよねぇ。
人生とは前向きに進むしかないが
後ろ向きにしか理解出来ないモノである
時間は常に一方通行で非可逆的。
いつが買い時「だった」かは、結果論という形で後ろ向きにしか理解出来ないモノです。
絶好のチャンスは最悪のタイミングでやってくる
人生に何度かしか来ないような絶好の買い場は手元にあんまりお金がないタイミングでやってくるもの。
メンタル的には平然と買い向かえるのに財布がそれを許さないケースだってあるものですよ。
(そういう時に限って大きい支出が重なる!)
それでも泣いてはいけない。
歴史は繰り返す それが歴史の悪い面である
人の歴史、ひいては株式市場だって原動力は欲望であり、暴騰も暴落も人の欲が生み出していると言っても過言ではありません。
人類皆がお釈迦様よろしく悟りを開きでもしない限り、何度でも繰り返されるでしょう。
それが良い面か悪い面か、私にはちょっと答えが出ません。
以上、嘉門達夫『マーフィーの法則』を教材に投資家目線で掘り下げてみました。
またいつか忘れた頃に嘉門達夫『続・マーフィーの法則』でお会いしましょう。
(ホントに出てるし、ホントにやるよ)
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
「もうはまだなり、まだはもうなり」
誰が言ったか知らないけれど、投資している人なら一度は聞いた事があるでしょう。
この手の格言は解釈を丸投げされているようなところもあるので、愚者小路的に解釈してみます。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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