インフレはコロナ騒動打開の突破口になり得るか?を400字で。

インフレはコロナ騒動打開の突破口になり得るか?を400字で。 お金/投資の話あれこれ
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は企業がアピールしているコロナ対策とインフレの関係について。


原材料費やエネルギー価格が上がっても企業はすぐ値上げするわけではありません。
企業側である程度受けて、これ以上ムリになったら始めて消費者に値上げという形で投げるわけです。
では「もうムリ宣言」で値上げをした企業がお金を湯水のように使っていたら、消費者は何を思うでしょう?

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コロナ対策だってタダじゃないんだ、タダじゃ。

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

身近なJRを例に話そう。
JR某駅では券売機や自動改札を消毒する「拭き係」が配置されていた。

JR東日本の拭き係
券売機や改札など、手に触れる可能性があるところをひたすら拭くだけの簡単なお仕事です の図(画像はJR東日本「お客さまの安心のために」より)

JR東日本公式サイトでは感染症対策のために多くの拭き係がいる事をアピールしている。
多大なコストを要するが、目に見える対策をやっていなければ世間から叩かれる恐れがあるからやめられない。

ではエネルギー費高騰から鉄道料金が値上げされたらどうなるだろうか?

世間から叩かれないためにやっていたこれら対策の評価がひっくり返る可能性がある。
客に値上げをおっかぶせる前に省ける無駄遣いがあるんじゃないか、と叩き始める客がいてもおかしくない。
いわば増税しておきながら税金の無駄遣いをやめない政治家と同じ叩かれ方をされるわけだ。

今まで「やってないと叩かれる」だったのが「やったら叩かれる」に急転回した時、多くの企業はコロナ対策を大幅削減せざるを得ないだろう。
結果、街中から対策色が薄れてくれば世間の空気も変わるのではないだろうか。

事後補足

ちなみにJRの事例では国土交通省の「鉄軌道事業における新型コロナウイルス感染症対策に関するガイドライン」が基になっているがあくまでガイドラインであり、解釈を盾にいくらでも手を緩められそうだ。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


2020年、GDP比率で国内株式・先進国株式・新興国株式を配分する全世界株式ファンドが設定されました。
時価総額比率の全世界株式ファンドが主流な中、新しい風が起きるかなと思ったのですが・・・


あれから2年、びっくりするほど無風です。
もっと吹き荒れてもいいんだよ?

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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2000年代半ばから投資を始め、かれこれ十数年。
インデックス投資をコツコツ実践している傍らで、2018/09より投資ブログを開設しました。

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