一長一短?投資信託の暴落用の追加購入資金はストックしておくべきなのか?を400字で。

一長一短?投資信託の暴落用の追加購入資金はストックしておくべきなのか?を400字で。 投資のやり方・続け方
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は暴落用に追加購入資金をストックしておくことの是非について。


最初に申し上げておくと、私はそういった追加購入資金は持たない派です。
いつだって買えるだけ買うというシンプルな平常運転を頑なに続けてきました。

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買付ルールをきちんと定めていないと「迷い」を招きやすい

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

このお題はフルインベストメントの是非を問う問題でもある。

フルインベストメント(ふるいんべすとめんと)

投資信託を運用する際に、投資資金のうち、キャッシュ(現金など安全資産)はほとんど持たずに、投資対象の有価証券の組入比率を高い水準に維持すること。
フルインベストメントは、投資対象資産の相場が上昇局面の場合、上昇分の利益をほぼ全て享受できるメリットがある半面、相場が下落局面の場合、キャッシュの割合を増やさないため、損失額が膨らむデメリットがある。

出典:野村証券「証券用語解説集」

追加購入資金ストック派とフルインベストメント派のどちらが有利かは事前に判断できない。
そのため運用上の有利不利ではなく投資継続上のメンタリティに着目したい。
追加購入資金のストックは多くの「迷い」を生みやすいのだ。

いざという時のストックなので、たとえば10年間「いざ」が発生しなかった場合は資金を長期間遊ばせておいたことになる。
それでも良いか?という迷いだ。

さらに購入の仕方にも迷いが生まれる。
一括投入直後にもう一段下落しやしないかと迷い、分散投入なら資金を使い切らないうちに回復しやしないかと迷う。

シンプルな投資とは迷いのない投資である。
私は余計な迷いが継続の妨げになると考えるので、もっぱらフルインベストメントだ。

ただしストックを持っても迷いを生まない方法はある。
あらかじめ投入ルールを定めておくことだ。
最後にルールをまとめてお別れとしよう。

ルール具体例
開始条件直近の高値から3割以上下落したら
投入方法1週間ごとに追加購入資金の10%ずつ買い付ける
終了条件追加購入資金がゼロになるか、直近の底値から2割以上回復したら

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


2020年4月24日にインデックス投資アドバイザー、カン・チュンドさんのオンラインセミナーがマネックス証券で開催されました。
その様子がyoutubeで再配信されているので印象に残ったところを紹介します。
私は「外堀のポートフォリオ」持ってないなぁ・・・

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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