愚者小路
今日の400字は定年退職を迎えた男性の4割弱が抱えている後悔について。
高齢者の就労支援を行うマイスター60の調べによると、「定年退職までにやっておけば良かったと思うことは?」の問いに4割弱が「資産運用」と答えていたことが明らかになりました。
これはなかなか深い事実だと思い、記事に取り上げてみました。
裏を返せば『定年後の資産運用デビューじゃ遅すぎる』という諦めか
図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。
この答えには字面以上の意味が隠れているように思えた。
これから資産運用デビューして間に合うなら、こう答えてはいないはず。
投資をしてこなかった後悔はあるが、今から学ぶにはもう遅いという諦念を感じたのは私の邪推だろうか。
確かにその歳から新しく何かを学ぶのは難しいかも知れない。
別件だがPGF生命のアンケートでも「還暦以降の人生に抱く不安」第2位に判断能力の低下が挙がっている。
若年層には分からない「内なる衰え」の現実がそこにあるのだろう。
彼ら世代は投資をやらずともマーケットの大きな変化を傍で見てきた。
働き盛りの20年前くらいから遡るとITバブル、デイトレブーム、ライブドアショック、リーマンショック、興味は無くとも大きなニュースは耳に入ってくる。
投資は怖い、怪しい。
その価値観をアップデートできないまま退職後にお金の現実と直面したのかも知れない。
僅かな怠慢はあっただろうが、時代の影響も感じざるを得ない。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路
愚者小路です。
定年退職組が今まで投資に近づき損ねてきたバックボーンは概ね分かりました。
でも、本当にもう遅すぎるのかなぁ・・・
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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