今日の400字は投資に対する苦手意識がぬぐえない場合の対処について。
投資について情報発信している人は割とリスクを受容できる人が多く、「投資は絶対やらなきゃダメだ!」という論調になりがち。
しかし精神科医 Tomyさんは「苦手なことは克服しなくていい」とバッサリ。(投資に関する記事ではないが)
私も賛同するところ大なので紹介がてら私の考えを書いてみます。
「やればできる」は額面通り受け取らない
苦手な事を克服する。
たしかにできれば素晴らしいが、実際は何でも克服できはしない。
他者に「やればできる」を言いがちな人だって案外自分事となればできる/できないの線引きを冷静にしていたりする。
得意分野を伸ばして自分の選択肢を増やす
年齢を重ねるほど、得意と不得意の個人差は、広がっていくのが自然な流れです。
だったら、苦手なことにエネルギーを費やすよりも、得意なことを伸ばすほうが賢明なのです。
得意分野を伸ばせば伸ばすほど、その先に可能性が広がり、選択肢も増えてくるはずです。苦手な領域を極力排除したほうがいい
ですから、一定の年齢を過ぎたら、苦手な領域を極力排除して、できるだけ得意分野に専念するように自分の環境を整えたほうが合理的だと思うんです。
出典:ダイアモンドオンライン『【精神科医が指南】できる人が「やらないこと」、できない人ほど「やってしまうこと」』
苦手なことを避けることを「逃げ」と見なして自分を責める人もいますが、それは違います。
苦手なことに執着するよりも、極力排除することによって、自分の得意なことに没頭しやすくなるはず。
なにより、そのほうが楽しくて充実するはずですし、多少の困難が訪れても、立ち向かっていきやすいでしょう。
投資には感情リスクという言葉があるように、その価格変動にメンタルは大きく揺さぶられやすい。
その揺さぶりに耐えられない人もいるし、翻弄されて投資スタンスが変な方向に曲がってしまう人もいる。
投資が毒になる人は一定数いるものだ。
そういう人らにとって投資は「苦手な領域」と化す。
であれば苦手な領域を排除して、自分が前向きに挑める領域でお金の不安を解消するのが健全だし、おそらく効率的でもあるだろう。
あくまで投資はお金の不安を解消する選択肢の一つ。
資産形成は総力戦であり、投資だけが武器ではない。
投資を始めてみたものの何かしっくり来ない感覚を抱いている人がいたら、ぜひ武器を見なおしてみてほしい。
それは決して逃げではない。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
市場とはほぼ世界そのもの。
なのでそこかしこに危機の種はばら撒かれています。
ではその危機の種を過剰に気にしてリスク資産を全売却としかしてたら、当然ながら投資は成立しないわけで。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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