今日の400字はテレワーク/在宅勤務の普及度合いを判断するための一指標について。
私はデスクワークではあるのですが、日々都内へ電車通勤しています。
車内の混雑状況を見ると「テレワークだなんだと言っても、結局みんな通勤してるのね」と思い知らされます。
しかし私の主観では説得力イマイチですので、客観的な指標を紹介いたします。
テレワーク関連銘柄やファンドに投資する前に通勤電車混雑率をチェック
緊急事態宣言の渦中、テレワークに関するこんな主張を目にすることが多かった。
- 通勤の概念がなくなる
- デスクワークが全てリモートに置き換わる
- オフィスが必要なくなる
そんなテレワークに対する期待先行を受けてか、夏頃からテレワーク関連企業へ投資するファンドも現れ始めた。
7月8日にはSBIアセットマネジメントが「SBIポストコロナファンド」を設定する。
出典:株式新聞「アフターコロナを見据えたファンドが続々、既存テクノロジーファンドも人気再燃」より
文字通り、国内外の「ポストコロナ関連銘柄」に投資するファンドだ。
「医療」「生活様式の変化」「デジタル技術の変革」をキーワードとし、テレワーク、EC、5G、動画ストリーミング、電子決済、遠隔教育、治療薬開発、医療機器などに関連する企業群に投資する。
では実際どうなのか?
今からでも投資する価値があるほど普及が進んでいるのか?
この疑問の答えは都内へ向かう通勤電車にある。
都内への通勤に縁遠い方でも分かる客観的な指標として通勤電車混雑率を紹介しよう。
鉄道会社 | 混雑率公開ページ |
---|---|
東京メトロ | 東京メトロ「混雑見える化」 |
JR東日本 | JR東日本「列車混雑状況」 |
各社公開情報から混雑率トップ3の路線の今を確認してみよう。
かつて「過圧縮」レベルの混雑が「肩が触れあう程度」まで緩和されたのはテレワークの功績だろう。
だが混雑を解消するほどの一大ムーブメントにならなかった現実がよく分かる。
テレワーク関連企業への投資判断材料として公開情報を観察してみるのもいいだろう。
私は自身の目で見ているので観察も何もないのだが。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
投資信託協会が「投資信託の世界統計」という資料を定期的に公開しています。
ボリュームも控えめで大変読みやすい統計資料です。
各国の投資信託残高ベスト10から、「あの国」のリスクマネー事情がだいぶ見えてくるのです。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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