金融機関に損失負わされても泣き寝入りするな!FINMACの紛争解決事例から学ぶ。を400字で。

金融機関に損失負わされても泣き寝入りするな!FINMACの賠償事例から学ぶ。を400字で。 お金/投資の話あれこれ
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愚者小路
愚者小路

今日の400字はFINMACの紛争解決事例について。


FINMACとは顧客に発生した金融商品の取引に関するトラブルを中立的に解決する機関です。
フランクに表現すると「金融トラブル駆け込み寺」といったところでしょうか。


公式サイトでは紛争解決事例を公表していて、どんなトラブルでどれぐらいの賠償を求め、最終的にいくらで和解したのかがリアルに記録されています。
2021年10月~12月の資料から、興味深い事例を2つ紹介させてください。

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意外と出てるぞ和解金。いざとなったら頼れるかな

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

事例その1

商品:仕組債
申立人:60代前半の女性

<申立人の主張>
 被申立人担当者は、投資経験の乏しい申立人に対して、詳しいリスク説明を行うことなく新興国通貨参照の仕組債等を勧めて、購入させた。
その後、市況の悪化により、申立人は大きな損失を被った。
説明義務違反等を起因として、被った損害金約3,000万円の賠償を求める。

↓結果

○2021年10月、紛争解決委員が次の見解を示し、当事者双方に対して和解による解決を求めたところ、被申立人が約600万円を支払うことで双方が合意し【和解成立】

出典:FINMAC 紛争解決手続事例(四半期)2021年10月~12月:2022年2月21日発表分(項番19)

仕組債はFINMAC紛争のレギュラーメンバー。
それだけ高齢者相手にムチャな営業が行われているのだろう。
たびたび発生していながら件数の減少が見られないあたり、金融機関に反省する気はないようだ。

事例その2

商品:外国為替証拠金
申立人:法人

<申立人の主張>
 申立人は、被申立人担当者から何度も電話でFX取引を勧められ、2年半にも亘って言われるままに継続的に取引を行った結果、多大な損失を被った。
 被申立人に対して、被った損害700万円の賠償を求める。

↓結果

〇2021年10月、紛争解決委員が次の見解を示し、当事者双方に対し和解による解決を求めたところ、被申立人が約170万円を支払うことで双方が合意し【和解成立】

出典:FINMAC 紛争解決手続事例(四半期)2021年10月~12月:2022年2月21日発表分(項番32)

担当者の言いなりにFX取引してたら大損したので賠償金を求めたそう。
いくら何でもそれは自己責任だろうし、これが掲示板の質問だったら完全にお説教案件だ。

申立人に相当な非はありそうだが、それでも業者から170万円取り返せている。
紛争解決は自己責任とは異なるロジックで進行するようだ。


もちろん解決不能として打ち切られた案件も多いが、多くの事例で賠償請求額の一部を取り戻せていて驚かされた。
金融機関としても変に突っぱねて泥沼化させるより適当な妥協点で手打ちを図った方が傷が浅く済むのかも知れない。

たとえ対面系金融機関でなくても何か不利益をもたされる場合もあるだろう。
その時に頼れるよう、FINMACの存在は覚えておこう。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


最近実に「全世界株式か、米国株式か」という悩みを持つ人が増えているように感じています。
Yahoo知恵袋見ててもほぼテンプレ化している状況です。
リターンとか標準偏差とか持ち出せば話はいくらでも複雑化するのですが、シンプル方向に舵を切るとたった一つの質問で事足りるのです。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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