今日の400字はドルコスト平均法。
以前、「ドルコスト平均法はペテン」なる記事が投信ブロガーの間でも議論を呼びました。
記事の詳細に茶々入れるのは他ブログに任せるとして、「万能論」「ペテン論」どちらが正しいか、可能な限りシンプルな回答をしてみましょう。
ドルコスト平均法は有利でも不利でもない。申し訳程度の「気休め」効果はある。
筆者は、「ドルコスト平均法が、『有利』な方法なのではない」ということを説明した。
身も蓋もない言い方で恐縮だが、ドルコスト平均法は「平均買いコスト」に投資家の視点を集中させることで、投資対象が値下がりした時の「気休め」をあらかじめ提供している投資方法なのだ。
だが、筆者はここまで「ドルコスト平均法が悪い」と迄は、言っていない。「投資家の気休めになるなら、ドルコスト平均法はいい方法だとしておく方がいいのではないか」と思われる読者がいるかも知れない。特に、金融機関のセールスマンは「そういう事にしておいて欲しい」のではないだろうか。
出典:ドルコスト平均法について整理する(「ホンネの投資教室」より)
いきなり答えだが、山崎氏の解説の通り。
現実は案外つまらない。
長期積立投資の場合は投資期間を最大化するべく即買いが基本である。
投資の【最終成果】を導く公式は?
(覚えていますか?)投資元本 × 利回り × 投資期間 ですね。
出典:31歳のあなたが持つ最大の資産。それは「時間」です(「カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!」より)
初期元本(ストック)で即買い、給料日のたびに継続元本(フロー)で即買い。
肯定?否定?
議論は不要だ。ドルコスト平均法にならざるを得ないのである。
議論の必要もないとは、シンプルだねぇ。
荻原氏の「ペテン論」は「万能論」に対する過度な反論のように思えたが、ドルコスト否定の強い人は総じて
「相場が下落したタイミングでごっそり買えばいいじゃん主義」
である事が多い。
その主義が実践に基づいたものか、単なるピクチャー・ライスケーキなのかは分からない。
つみたて&長期投資を志す私とは見ている景色が違いすぎて話が噛み合わないのだ。
そもそもそういうタイミング論が通用しないと達観しているのが、つみたて投資なのだから。
最後に荻原氏のご著書を紹介してお別れしよう。
どういう立ち位置の方なんだろう・・・?
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2018」の季節がやって参りました!
今年は私も投票資格があるので初投票をしてみます。
持ち点5ポイントか・・・悩むなぁ。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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