
Yahoo知恵袋のちょっと考えさせられる質問や回答をご紹介する連載「Yahoo知恵袋 秀逸質問&回答録」。
ナビゲーターの愚者小路です。
今回の質問は「有事が起きたら大変だから、起きそうになったら売却してリスク回避した方がいいですか?」です。
恐れる気持ちは分かりますが、質問者さんのいう「リスク回避」は実現できないでしょうね。
国債、投資信託、株などの債権を買って資産運用をされている方に質問です
出典:Yahoo!知恵袋
この先、台湾有事が起きそうな状況が発生した地点で、それが起きる前に一旦持っている債権資産は売却してリスク回避をしようと思いますか?
回答、よろしくお願いします
リスク回避は「煙が立つ前に逃げる」ができて初めて成り立つ
「○○が起きたらどうしよう」はテンプレといっていいほど見かける。
今回は台湾有事が入ったようだ。
起きたら大変なリスクの種は世界中のあちこちに存在している。
質問者はわざわざその有事を手に取って間近で凝視しているから大きく見えているだけだし、リスクの種を懸念していては投資できるタイミングは一生やってこない。
ポイントはリスク回避ができるかだ。
おそらく質問者の頭の中はこうだろう。

ただ実際は煙が立ったタイミングで相場は下がりがち。
いざ火が起きたら事前想定ほどの業火ではなく、むしろ相場が上昇する場合すらある。
質問者がリスク回避を図るなら煙が立つ前だ。
しかし内通者レベルの情報でも持っていない限りそれはまず不可能だろう。
私が軽く返信したら、たいそう鼻息の荒い返信を頂いた。
私は台湾有事は超超特大リスクであると評価するというよりは、場合によっては超超特大の大惨事になりうる可能性もあるのではと考えているのです
戦争のきっかけと、その展開や結末がどうなるかなんて歴史を紐解いて見ても決して予想など不可能です
つまり、最初は中国も簡単に事を終わらすつもりで始めても、台湾が大反撃して戦争に行き詰まり、長期に長引いたり周辺地域を巻き込み、最悪アメリカや日本も巻き込んだ第3次世界大戦に発展しないとも限りません
第二次世界大戦も、最初はドイツがオーストリアを侵略した事に端を発しています
そして今のウクライナに対すりロシアを見てもお判りの様に、独裁者が簡単に核の使用を口にするような恐ろしい時代です
従って、戦争とは一度始まると収拾もつかないような恐ろしい結末を世界に引き起こすかもしれないのですもちろん、そこまで行かないかもしれませんが
出典:Yahoo!知恵袋
でももしそうなった場合に、金融システムなど総崩れになり、債権者は血眼になって自己債権の出金に走るでしょう
その時、今自分が預けている債権の会社が無事に生き残る保証など、100%あるとは言えないと思います
特に投資信託などの投資会社は危ないと思います
だらだらと音を立てて、雪崩を打って倒産の嵐になるかもしれません
なので、できるだけつぶれる前に、安全の為解約できるものは解約しておいた方がいいようにおもいます
もちろん、台湾有事が現実味を帯びてきた段階でです
斜め読みでも分かる「借りてきた言葉」感。
どこで焚きつけられたかは分からないが、そこをワンクッション置く時点でまずタイミングは逸するだろう。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路です。
モテようとして「NISAでスタートアップ企業への投資をできるようバージョンアップさせたい」なんて言い出した男がいたんですよ~。
投資の世界にクールポコがいたら餅つきが捗って仕方ないでしょう。
それって誰のリクエスト?スタートアップ起業家はそれを望んでいるの?

ありがとうございます。
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