今日の400字は前回に引き続き人的資本と金融資本の分散について。
(今回が最後)
人的資本とは仕事を通して残りの生涯で稼げるであろうお金。
金融資本とは資産運用でお金を稼ぐための元本。
我々はこの2種類の資本でお金を生んでいます。
ざっくり分類すると、両資本の持ち方は3パターンしかありません(後述)。
今回はそのうちの「タイプ3:FIREした人」について考えてみます。
人的資本との分散効果を手放す理由と覚悟はあるか
「タイプ3:FIREした人」は金融資産のみで生きていくスタイル。
「タイプ1:投資しない人」の対極と言える。
人的資本を手放す事で『じぶんポートフォリオ』の分散効果が薄れるのは受け入れるほかない。
もちろん人的資本(要は仕事)自体をハイリスクで割に合わないと感じる人もいるだろう。
仕事からの脱却を分散効果減少からリスク増と捉えるか、仕事リスクの回避だからリスク減と捉えるか判断は分かれそうだ。
何にせよこのタイプは他の2タイプと比較して相当に周到な準備と覚悟が必要だ。
いわゆる「4%ルール」的やりくりで生きるプランでも、税率アップが起きて破綻するかも知れない。
はたまた全世界的に「失われた○年」的な状況が起きてリターンが思ったほど得られず、期待リターンの儚さを痛感するかも知れない。
加えていざとなったら復職できるようスキルと人脈のキャッチアップも欠かせない。
ご隠居生活的な気楽さを享受できるかは未知数なのだ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
投資を続けるうえで己のスタンスってすごい大事。
流されるままだと延々と流行りモノだけを掴まされるハメになりますから。
では投資スタンスってどうやって決めるものなんだろう?
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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