【前編】人的資本と金融資本から考える、投資しない人の『じぶんポートフォリオ』を400字で。

【前編】人的資本と金融資本から考える、投資しない人の『じぶんポートフォリオ』を400字で。 お金/投資の話あれこれ
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は人的資本と金融資本の分散について。


人的資本とは仕事を通して残りの生涯で稼げるであろうお金。
金融資本とは資産運用でお金を稼ぐための元本。


我々はこの2種類の資本でお金を生んでいます。
ざっくり分類すると、両資本の持ち方は3パターンしかありません(後述)。
今回はそのうちの「タイプ1:投資しない人」について考えてみます。

「じぶんポートフォリオ」3タイプ
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人的資本だけで事足りる人だっている

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

投資しない人はじぶんポートフォリオの中に人的資本しか持たない。

投資しない人の「じぶんポートフォリオ」
投資しない人の「じぶんポートフォリオ」。投資はしていないけれど、ある意味「人的資本にフルインベストメント」と言えなくもない の図

終身雇用や年功序列がなくなり、仕事における不確実性リスクが昔より格段に大きい昨今。
人的資本一辺倒なこのタイプは、いわば仕事リスクを完全受容しているとも言える。
潔い覚悟の表れでもある。

もちろんこのタイプである事が合理性を持つケースもあるので正解/不正解は断じられない。

  • 将来的に安定して収入を得られる見込みがある
  • 仕事の収入が下向いても問題ないぐらい高給
  • 性格上、むしろ投資で感情的になって大失敗しそう

こういう条件が揃っていれば、むしろ人的資本しか持たないのがベストアンサーだ。

感情的になりやすい人はリスクが高い
運転と同様、性格的にアツくなりやすい人は投資に向かない。投資をやるべきでない性格の人もいると思うんだよね の図

あとは「親世代がこのタイプだったから」といって親世代の価値観を無思慮に受け継いでいるだけなら、冷静に再評価してみても良いだろう。

コロナ禍で投資デビューが急増した背景は、仕事の不確実性に晒されて(意識してるかどうかは不明だが)このタイプからの脱却を試みた結果なのかも知れない。

事後補足:預貯金は金融資本となり得ないのか?

冒頭で述べた通り、金融資本は資産運用でお金を稼ぐための元本と定義したため、仕事一辺倒+預貯金といったケースでは金融資本ゼロとみなしています。
金融資本とみなせるほどの利率になってくれれば少しは捉え方も変わってくるかも知れません。
その辺はあくまで愚者小路解釈なので絶対的なものではありません。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


次は人的資本と金融資本を併せ持つケースを考えてみましょう。
このタイプだけが人的資本と金融資本の間で分散投資が成り立っているのです。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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