
今日は2023年度税制改正大綱に挙げられたNISA制度の拡充について。
投資メディア界隈もかなりにぎわっていますが、2022/12/18時点で大綱に挙げられたというだけなのにあんまり確定ベースでどんちゃん騒ぎしているのは時期尚早ではないかと思い、イレギュラーに記事を差し込みました。
内容としてあまりに威勢がいいのは下方修正を見越しているから?
税制改正大綱は法律改正のたたき台であり、確定事項ではないと認識している。
大綱作成から確定に至るまでのステップをまとめよう。
- ①税制改正大綱を閣議決定←今ココ
- ②大綱を基に法案作成
- ③国会で審議のうえ成立
ステップは日本証券業協会のまとめた資料が分かりやすい。
②の法案作成や③の審議の過程で制度の「着地点」がブレる可能性はないだろうか。
もしかして③の審議で反対意見が出る事を想定し、折衷案としての下方修正を見越してあらかじめ大きめの数字を当て込んではいないだろうか。
成立した結果を見て「え?どうしてこうなった?」と憤慨する可能性はゼロだろうか。

変化球ってさ、バッターの手前でカクッと曲がるんだよね。
これが来月から始まるなら慌ててプランを立てないといけないが、2024年開始なら3月の成立を待ってからでも考える時間は十分にある。
嬉しい気持ちも騒ぎたい気持ちもよく分かる。
だが喜びの舞は春まで取っておこう。
私は本件に対し確定まで思考リソースを割く気がない。
確定前の記事はこれが最後だろう。
私自身税制改正大綱には詳しくないので、もし「大綱に書いてある=絶対確定」だとしたらそっと教えてくれたら嬉しいです。
ただ「大綱に書いてある=絶対確定」だとしたら審議の意味は何ぞやって話になってしまいますね。
当記事は2022/12に書かれたもので、当時はまだ確定しておりませんでした。
しかし2023/03末には法案成立し、確定事項になっている事を補足いたします。

ありがとうございます。
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