一般NISAとつみたてNISAは利用者層がまるで違う?金融庁調査資料を読み取る。を400字で。

NISA・ジュニアNISA利用状況調査 投資のスタンス・立ち位置を考える
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は金融庁による調査資料「NISA・ジュニアNISA利用状況調査」について。


一般NISA・つみたてNISAの年代別口座数が分かるのですが、同じNISAでも両者のカラーはほぼ真逆。
それぞれが自分に合った武器を選んだ結果だと考えるとなかなか興味深いです。

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若年層はどんな性能を期待してつみたてNISAという武器を選んだか

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

2021/03時点のデータでは年代別比率のピークが明確に異なる。

一般NISA・つみたてNISAの年代別比率
一般NISA・つみたてNISAの年代別比率。一般NISAの支持層は高齢者、つみたてNISAの支持層は若年者のようだ の図(グラフは金融庁NISA・ジュニアNISA利用状況調査の2021年3月データを愚者小路がグラフ化)
  • 一般NISAのピークは60~70代
  • つみたてNISAのピークは30~40代

老年層に受けのいい一般NISAは個別株も対象とできる反面、非課税期間が5年と短い。
そのため一般NISAは5年以内で成果を出す事を期待したユーザーで構成されていると考えられる。
リタイア後のユーザーがドキドキワクワクしながら能動的に立ち回るには手頃な武器なのだろう。

若年層に受けのいいつみたてNISAは金融庁セレクトの低コストファンドのみが対象。
非課税期間は20年と長期投資を想定した設計がなされている。
そのため20年スパンで投資の成果を期待するユーザーで構成されていると考えられる。
仕事や生活の邪魔にならないよう脇で並走させながら、資産を形成していくには手頃な武器なのだろう。

武器としての特色がこれだけ違えば、手に取る年代が変わってくるのは半ば必然なのかも知れない。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
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愚者小路です。


「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
相場の格言の一つです。
美しい公式のように相場のエッセンスを凝縮したこの格言から、強気相場のライフサイクルを解説してみましょう。

ありがとうございます。

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