今日の400字は第3次投資ブームについて。
前提として第2次投資ブームは2000年代前半、ネット証券の台頭によりデイトレードブームが起きた頃。
そして第3次投資ブームはコロナショック後から2021年ぐらいまでの右肩上がり期で多くの未経験者が参入した頃。
ちなみに私は年代的には第2次のデビュー組です。
ネットリテラシーの向上が「投機から投資へ」のムーブメントにつながった
第2次投資ブームの主体は個別株の短期トレードだ。
当時はネットで投資を学べるメディアも少なく書籍頼りだったがそこは出版社もビジネスチャンス。
書籍の大半が煽情的なトレード指南だった。
初めて見つけた実践的ポートフォリオ運用の書籍は内藤忍氏の資産設計塾。
そこに至るまでずいぶんムダな買い物をした。本も株も。
ネットはブログすら文化として根付く前。
メディアからすれば、メディア先導で扇動できる何ともチョロい時代だっただろう。
対して第3次投資ブームで注目されたのは投資信託と米国株。
より効率的に投資するにはどうしたら良いかを個人がこってりネタバレしてしまっているのでメディアの思惑が通じにくくなった。
ただし次は個人による扇動が目に余るようになったのが悩みの種だろう。
第3次生まれの人は自覚ないだろうが、第2次当時の水準と比べたら知識の初期レベルが格段に高い。
あとはネットの集合知をどう活かすかで今後が決まるだろう。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
ETFを除く純資産総額ランキングでeMAXIS Slim米国株式(S&P500)が1位に輝くほどのインデックスファンドブーム。
ただし「流行っている」と「受け入れられている」は似て非なるもの。
どちらなのかの答え合わせは暴落局面で。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
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