顧客に『20年後を見据える若い投資家』がいない金融機関はつみたてNISAに力を入れたがらない説。を400字で。

顧客に『20年後を見据える若い投資家』がいない金融機関はつみたてNISAに力を入れたがらない説。を400字で。 投資信託の現状を考える
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愚者小路
愚者小路

今日の400字はつみたてNISAにぜんぜん力を入れていない金融機関について。


金融庁に言われたからポーズだけやってますみたいな金融機関は未だに多いです。
このブログの読者であれば説明不要なのかも知れないけれど、一部金融機関がつみたてNISAに前向きでない理由をきちんと文章にしておきます。

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「たった40万円」ではなく「40万円×20年」である事に価値を見いだせるか

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

もし私がまとまった資産を持つ高齢者だったら、たかが40万を節税しても焼石に水だしこれからつみたて投資をする気は起きない。

もし私がそんな顧客を相手にする証券マンだったら、どんな詭弁きべんろうしてでもつみたてNISAを阻止するだろう。
顧客に低コストインデックスファンドのパフォーマンスを実感されてしまったら二度と高コストファンドを買ってもらえなくなるからだ。

そういう顧客と販売員で成り立っている金融機関では、つみたてNISAは双方からそっぽを向かれた存在となっている。
力を入れないのは当然だ。

かつてカン氏がメルマガでこんな言葉を残した。

(たとえば)私たちは人間ですから、
地球を見下ろしたときに、
「おい、どこに住もうか?」と呟き合いながら、
【陸地】を眺めます。

ところが、魚たちは、
「おい、俺たちどこに住む?」と囁きながら、
【海】を見ますね。
(まったく「視点」が異なるわけです..)

出典:インデックス・ファンドの優位性 (再確認バージョンです)
事後補足

出典のリンクはもともとメルマガで配信されていた内容をカンさんの旧ブログ上で再掲載したものです。
本件とは直接関係ない記事なのですが、本件にも役立つ私のお気に入りフレーズだったので引用させてもらいました。

「おいどこに証券口座開こうか」と言いながら見つめる世界は高齢者と若年層で全く異なるのだ。

若年層と高齢層による証券口座開設
同じ「証券口座を開こう」というスタートでも、若年層と高齢層で思い描く選択肢がいきなり違う。「分断」というより「生息域の違い」だね の図

先の例えで言えばどちらが人間でどちらが魚かは分からないが、つみたてNISAは20年後を見据えた投資家が手にすべき武器だ。
その武器が機能しない金融機関はきっと我々の生息域ではないのだろう。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


同じNISAでも、一般NISAとつみたてNISAは利用している年代がかなり異なっています。
金融庁が公式に発表している資料があるので、ちょっとグラフ化してみましょう。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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