今日の400字はプレジデントオンライン「腹黒銀行員のセールス殺し文句への天才的な切り返し方10」について。
(リンクは後述)
私もブログ取材の一環として銀行に相談しに行った事はあったので賛同できる部分はかなりありました。
でも・・・そもそも切り返す必要なんてあるの?
マジメで礼儀正しい人ほど「きちんと断らないと」の罠にハマりやすいのか
記事内では銀行員のセールストークにこう切り返せと指南していた。
1 今の低金利では預金では増やせないですよね
⇒そうですね。あなた自身は預金以外にどんな投資しているのですか?2 預金よりは利回りの良い商品がありますよ
⇒あなた自身もその商品を買っていますか?3 今人気の商品で皆さん買っていますよ
⇒「人気がある商品」=「私の状況に合った商品」ということですか?4 お得な特別キャンペーンの商品がありますのでご紹介します
⇒そんなにお得なら身内の方にも紹介して買ってもらっていますか?5 最近は○○(例:AIファンド)が注目されています
⇒最近注目されているかどうかが判断基準なのですか?~以下略。全量は下記リンクを参照のこと~
出典:プレジデントオンライン『「あなたもその商品買ってますか?」腹黒銀行員のセールス殺し文句への天才的な切り返し方10』」
いずれも完全ド正論だ。
だが切り返して何か変わるのか?
スカッとジャパンみたいな見え透いた論破を期待しているのだろうか。
「そもそも関わらない」が100点満点。
マトモに取り合っている時点で天才的な対応ではない。
誠実な人ほど販売員に対し「なぜ買わないのか」を丁寧に説明し販売員の了承を得ないといけないと思い込んでしまうのだろうか。
そもそも自分がどの金融機関でどの商品を買うかは販売員の了承や納得が必要な案件ではないはずだ。
私がよく聴くラジオ番組で伊集院光氏が、議論が成り立たない人を「腕がもげても足がもげてもまいったを言わない人」と形容していた。
とても秀逸な表現で今でも記憶に残っている。
なるほど。銀行員さんと対等にディスカッションができないといけないんですね。
出典:プレジデントオンライン『「あなたもその商品買ってますか?」腹黒銀行員のセールス殺し文句への天才的な切り返し方10』」
よくわらないままに窓口に出向くと、“雰囲気”で買ってしまい、あちらの思う壺にハマる危険がありますね。
販売員とディスカッションするのはそんな「腕がもげても足がもげてもまいったを言わない」ゾンビと格闘するようなものではないだろうか。
君子危うきに近寄らず、である。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
次も今回と同じ記事について考えます。
記事の中で「悪質な銀行員」「良い銀行員」を挙げていたので、私も「良い銀行員」ってどんな人か考えてみました。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
応援していただくとより多くの方にご覧いただけるし、投稿モチベーションも上がります。
↑いつもランキング向上にご協力ありがとうございます!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
・・・なんて機能はないけれど、本件と関連が深い記事です。
もう1ページ、いかがですか?
コメント