Yahoo知恵袋のちょっと考えさせられる質問や回答をご紹介する連載「Yahoo知恵袋 秀逸質問&回答録」。
ナビゲーターの愚者小路です。
今回の質問は「NISAに月10万投じようとしたら親と彼女に猛反対されちゃいました」です。
マジメさゆえのお悩みなのでしょうけど、自分のお金に関してはもっと堂々としていていいと思いますよ。
お金の話は「宣言」か「相談」かを明確にしよう
新NISAが始まったら毎月10万円を投資に回し、15年で1800万の枠を埋めたいなと考えています。
~略~
一方で私は
「少しでも早くNISAの1800万の枠を埋めてしまいたい。彼女と結婚し子供ができたとしても15年後に投資に回した分のお金を降ろして学費などに充てていきたい」
手取り20万円で月10万円投資に回すのは私の目にはかなりのハイペースに映る。
本人がそれを続けられれば文句はないが、15年で1800万円の枠を埋めると言っているあたり、思考がNISAに縛られている。
NISA枠を埋めるのが目的化してしまっている人は案外多い。
親や彼女は
「今は月の赤字がない計算でも、物価高の影響などで赤字になるかもしれない。15年間毎月10万は止めて、今まで通りにするか。せめて月5万円までにしてほしい」
さておき問題は親や彼女の口出しにある。
両者とも質問者のお金に対するアクセス権限はなく、過度な口出しは価値観の不正アクセスと言っていい。
彼女は結婚して初めてわずかに参照権限が与えられる程度だろう。
おそらく質問者が月10万円プランで良いか「相談」してしまったのではなかろうか。
ならば知恵袋の回答の如く各自の見解で好きに述べられても仕方ない。
もちろんそれを聞き入れるか捨て置くかは自由だが。
「月10万円積み立てるから」という「宣言」に留めておけばこの悩みは発生しなかっただろう。
質問者の自己責任で動かすべきお金なのだから傲慢&ワンマンで問題ないはずだ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
NISAに関する陰謀論はなかなかなくならないものです。
中には「税金なしを謳っておいて突然課税するつもりだ」なんてトンデモ論まで飛び出す始末。
たぶん金融課税の話が出てくるたびに何度かぶり返すと思うのでここで少し整理しておきましょう。
次回は「突然NISA資産に課税される?そんな手の平返しが起こり得ない単純すぎる理由」です。
ありがとうございます。
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