今日の400字は対面証券とネット証券の口座数推移について。
SBI証券と楽天証券の口座数が600万口座を超える中、対面証券の口座数はどんな推移を見せているんだろう?
気になったので調べてみたら案外どこも口座数をオープンにしてくれていて助かりました。
対面VSネットで伸び率を比較してみたら悲しいぐらいに一目瞭然でした。
対面証券の口座数、減りはするけど増えていく要素はないんじゃないか
まず対面証券3社とネット証券2社の過去3年の口座数を示そう。
併せてソースも列挙しておく。
2019年3月末 | 2020年3月末 | 2021年3月末 | |
---|---|---|---|
野村證券 | 533.8万口座 | 531.9万口座 | 532.9万口座 |
大和証券 | 302.1万口座 | 302.0万口座 | 302.3万口座 |
SMBC日興証券 | 342.5万口座 | 345.3万口座 | 355.1万口座 |
SBI証券 | 463.1万口座 | 512.5万口座 | 603.6万口座 |
マネックス証券 | 181.7万口座 | 185.6万口座 | 193.7万口座 |
グラフにするとこんな感じで少し分かりにくい。
そこで各社3年前の口座数を100として、伸び率をグラフ化したらようやく分かりやすくなった。
SMBC日興証券はイージートレード(オンライン)が牽引する形で若干伸びているが、野村大和は横ばい。
反対にSBI証券の伸び率には驚くばかりである。
なお楽天証券は細かい口座数情報を公開していないのでグラフに入れられなかった。
平素より楽天証券をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
誠に恐れ入りますが、お問い合わせいただきました、
出典:楽天証券カスタマーサービスセンターへの問い合わせ回答メールより
口座数の推移について数値を表示した画面はございません。
ご意向に沿えず、申し訳ございません。
(ちゃんと問い合わせはしたのです)
ただし下記ページで他社比較を含む口座数推移をグラフで公開しているので参照してほしい。
対面証券を支持する高齢層もいつかは亡くなる。
その資産を相続した中年層が同じ証券会社で口座開設すれば大体横ばいだろう。
簡単便利なネット証券を選べば減少の一途をたどるはずだ。
対面証券の「顧客とお付きの担当者」という関係に合理性を感じる顧客がどれぐらい残るか。
今後の推移に注目だ。
【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは
愚者小路です。
投資を始めるには最初にある程度勉強しましょう。
これは正しいのですが、ではどれぐらい勉強したらいいのか案外言及されていないものです。
一事例として、わたくし愚者小路が知っている事と知らない事(細かく気にしない事)を棚卸ししてみました。
ありがとうございます。
次回もまた見てくださいね。
応援していただくとより多くの方にご覧いただけるし、投稿モチベーションも上がります。
↑いつもランキング向上にご協力ありがとうございます!
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます
・・・なんて機能はないけれど、本件と関連が深い記事です。
もう1ページ、いかがですか?
コメント