ポートフォリオ運用のお供に。主要インデックスファンド同士の相関係数を求めよう(2015~2024年版)を400字で。

ポートフォリオ運用のお供に。主要インデックスファンド同士の相関係数を求めよう(2015~2024年版)を400字で。 【連載】愚者小路の定点観察
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愚者小路
愚者小路

今日の400字は主要アセットクラスのインデックスファンド同士の相関係数について。


2015年1月~2024年12月の10年間で計算したデータです。
基になるデータは三菱UFJアセットマネジメントが公開している設定来データ。
日々の基準価額推移を読み込んで月次リターンとして算出したうえで相関係数を求めています。

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依然続く先進国株式⇔新興国株式の相関係数低下傾向

図・表・引用文・動画・ソースコード・改行コード・スペース・事後補足は字数に含めないであげてください。

400字、始め!

さっそく愚者小路算出による主要アセットクラス同士の相関係数を図示する。
厳密には各アセットクラス指数に連動するインデックスファンド同士の相関係数である。

アセットクラス指数連動インデックスファンドごとの相関係数(2015~2024年)
アセットクラス指数連動インデックスファンドごとの相関係数(2015~2024年)

算出期間を10年としているため、運用開始から10年以上経っている無印eMAXISを基準ファンドとした。
今後Slimシリーズが10年以上経とうとも過去データとの整合性から無印を基準としていくだろう。

比較として昨年2023年データも併記する。
全く同一なレイアウトでややこしいので画像をグレーにしている。

アセットクラス指数連動インデックスファンドごとの相関係数(2014~2023年)
アセットクラス指数連動インデックスファンドごとの相関係数(2014~2023年)

依然として先進国株式と新興国株式の相関性が薄れている。
どこまで低下するか少し楽しみでもある。

先進国株式と新興国株式の相関係数推移
先進国株式と新興国株式の相関係数推移 の図

ここから余談。
ウエルスアドバイザーから月次リターンのDL機能がなくなってしまい、eMAXIS公式サイトの設定来データから手計算するハメになった。
データ探しや集計マクロ作りに相当時間を取られたが、どうにか首の皮一枚でこの企画はギリギリ終わらずに済み一安心である。

今回の算出結果は手製のExcelシートではじき出した。
(キモの部分はCORREL関数で求めている)
そのため計算方法に問題がないか疑問を抱く方もいることだろう。

かつて三菱UFJ国際投信が算出した相関係数データがあった。
今はもう消えてしまったがどこかのキャッシュに残ってる可能性もあるので元のURLだけは提示しておく。

算出期間は2010/10~2015/07。
これと同じ期間で相関係数を出し、比較した結果が下図だ。

【答え合わせ用】2010/10~2015/07アセットクラス指数連動インデックスファンドごとの相関係数
【答え合わせ用】2010/10~2015/07アセットクラス指数連動インデックスファンドごとの相関係数
(愚者小路算出結果)
三菱UFJ国際投信の相関係数算出結果
【答え合わせ用】2010/10~2015/07三菱UFJ国際投信の相関係数計算結果。全世界株式と新興国REITは比較対象から外しました の図(画像は三菱UFJ国際投信「(参考)各ファンドの相関係数」より)

桁数の違いがわずかに出ているが一致しているため、私の算出方法に問題ないと判断のうえ公開に至る。
私から提示できる、せめてもの正確性の根拠である。

【次回予告】さーて、次回の愚者小路さんは

愚者小路
愚者小路

愚者小路です。


せっかくなので流れでウエルスアドバイザーの話を。
私は2025年明けに気付いたのですが、いつの間にか機能が大幅縮小されていませんか?
弱ったなぁ・・・

次回は「ウエルスアドバイザーが機能縮小していた件」です。

ありがとうございます。

次回もまた見てくださいね。

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