【補足】珍称タイプは全4種類。珍奇な愛称には命名パターンがあるのです。(珍称ファンド巡礼ツアー)
投資信託(ファンド)のリスク
這い寄る混沌スタグフレーション。あなたは投資方針をシフトしますか?を400字で。
2022年明けぐらいから物価高と景気後退が併せて起こる現象「スタグフレーション」の懸念が出てきました。そうなると株式の相対的な魅力が下がり、コモディティに注目が集まるようになります。だからと言って既に注目の集まっているコモディティは高値掴みの心配があるため株式が下落しても買い続ける事を選択しました。
あなたに投資の資質を刻み込む、ちょっと不思議なギャンブルマンガの話
投資に役立つ気付きが得られるマンガとして、迫稔雄「嘘喰い」を紹介します。ギャンブルマンガでありながらお金やリスクに対する洞察には目を見張る鋭さがあり、投資家の意識を一歩進める気付きがちりばめられた作品です。今回はその中から4つの教えを紹介します。
投資信託の『受益者』って言葉は一側面しか語っていない説。を400字で。
投資信託は購入口数に応じた受益権が与えられます。受益権を有している人を受益者と呼びます。用語として誤ってはいないのですが、投資とは利益を受け入れるだけでなく、そこに至るまでのあらゆる不確実性(リスク)を受け入れています。もしあなたが利益にしか目がいっていなければ考えをアップデートしましょう。
行政処分で強制償還!『あい・パワーファンド』ってどんなファンドだったの?を400字で。
金融庁による行政処分であえなく償還となった「あい・パワーファンド」がどのような商品だったのか解説します。投資信託にしては珍しいFXで裁定取引を行うファンドです。コツコツとリターンを積み重ねるスタイルが特徴的なのですが、どうにもコストが高い。株式や債券ファンドのコスト感からもかけ離れており驚きが隠せません。
金融庁、怒りの行政処分。登録抹消された運用会社の運命は?を400字で。
金融庁は2021/12/24、運用会社「あいグローバル・アセット・マネジメント」の金融商品取引業者の登録を取り消したと発表しました。運用における取引記録や資産管理に十分な記録がなく透明性に欠けるため業務改善命令を出していたものの結局改善を認められず、登録抹消に至りました。ファンド償還は行政処分でも起こり得るようです。
琉球銀行の元支店長が投資信託購入代金を不正流用。対面金融機関に死角あり。を400字で。
琉球銀行で顧客から預かった投資信託購入代金が不正に流用される事件が発生しました。(同銀行の公式発表へのリンクあり)不正流用をはたらいた元支店長は銀行の外で顧客から資金を預かり、システムに入れずに自分のポケットに入れてしまいました。こういうシステムの外側での事件をなくすには、銀行員にお金を触らせないしかないでしょう。
ポートフォリオ運用のお供に。主要インデックスファンド同士の相関係数を求めよう(2012~2021年版)。を400字で。
ポートフォリオ運用では各アセットクラスの相関係数が重要です。今回主要アセットクラスに連動するインデックスファンドの月次リターンデータを基に各アセットクラスを算出しました。2012年から2021年までの10年間を対象としています。昨年から比較しても相関係数の微増傾向が続いており、分散効果は微減しています。
アクティブファンドには得意な相場と苦手な相場があるの?を400字で。
何かしらの運用スタイルを持つアクティブファンドでは得意な市場環境とそうでない市場環境があります。よって直近数年のパフォーマンスが良かったからといって今年や来年も好成績を残せるとは限らない事は肝に銘じておきたいところです。運用スタイルを十分理解したうえで保有するようにしたいものです。
【即答したい投資のキホン】システマティックリスクと非システマティックリスク、自力で低減できるのはどっち?
投資において保有銘柄数を増やしていく事でリスクは低減可能です。しかし分散投資をした先にノーリスクがあるわけでなく、低減効果はどこかで頭打ちになります。分散投資でも減らすことのできないリスクをシステマティックリスクといいます。システマティックリスクの考え方は投資だけでなく色々なリスク管理の場面に応用可能です。
【発言小町より】妻が投資詐欺に入れ込んだ!?夫がぶつけた『賢明な質問』
発言小町に興味をひかれるトピックがあったためご紹介です。相談者の男性は家計を握りたがる妻に困っている模様。その理由を問い詰めたらどうも投機に走っていて、2万円を30万円にしたとかで完全に自信過剰状態に陥っているそうです。私としてはどう考えても投資詐欺としか思えず、相談者(夫)が気の毒で仕方ありません。